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今回の3連休はお天気にも恵まれ、お祭りやイベント事、それに行楽など、気持ち良く過ごすことができたのではないでしょうか・・・。
私なんかは3日間店の中。
観光地のように人の出入りが多い訳でもなく、ストレスが溜まる連休だったかもしれません。
それでは今日の投稿です。
オーダーメイド草履といって、草履台と鼻緒を組み合わせてから、すげ上げる草履に力を入れています。
例えば、写真のように草履台と鼻緒を選んでいただいたとしましょう・・・。
次にお客様の足のサイズをお聞きして、すげ上げるという提案です。
お客様からも履きやすくて足の痛みもないといった、良い評価をいただいていますが、この度、江戸小紋で店オリジナルの鼻緒を作りましてね~
ここに並べられた品がその商品です。
人間国宝「故小玉博」さんの型を使い、現代に名工「浅野栄一」さんが染めた万筋柄の江戸小紋柄を生かし作ってみました。
色は墨色で、前つぼの色を変えた品3色を提案します。
例えばこの感じですげ上がるとしたら、お客様へのお引き渡し金額は¥29、400となります。
(台と鼻緒を入れた価格です)
味のあるぞうりにうっとり・・・
また、お手持ちの草履台を生かし、鼻緒だけ替えることも可能で、今回作った鼻緒を利用されるとしたら、取り付け料も含めて¥8、400頂戴したいと考えています。
まさしくオンリーワンの草履の出来上がりです。
他にも、お手持ちの着物の残り生地からも鼻緒を作ることもできるので、台とのコーディネートも含めご相談いただければと考えています。
どうか参考にしてください。
NHKで放送されているドラマ「神様の女房」。
皆さんのご存知だと思いますが松下電器の創業者とその妻の姿を実話からドラマにしたものですが、その二回目が8日土曜日にありました。
私にはそのドラマがとても新鮮で、熱い血を流してくれるものとなっていますが、その中で起業した商売が軌道に乗り始めた時に妻に向かって松下幸之助が語った言葉。
商売のコツが解った・・・
それは、諦めない事、続けることや・・・
正確な言葉だったかは分りませんが、このような意味合いの言葉を言っていたことは確かです。
その言葉が耳に残り、私の仕事や考え方を照らし合わせ、現在を振り返ってみると何かが違うんだよな~
それは情熱なのかもしれないと気づかされていますが、私はこのドラマから考えてみる機会をいただいています。
あと一回でこのドラマが終わってしまうことがとても残念ですが、サビ付いた心に元気をいただいている事だけは確かです。
時代の変化と共に、仕事のやり方は変わるものですが、商売の心得は今も昔も変わらない。
このドラマから何か一つでも学び取りたいものである。
それでは、今日はこれにて閉じたいと思います。
お休みなさい。