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今日はこの地域の成人式で、雪が心配されましたが、お昼頃には青空も顔を覗かせ穏やかな日となりました。
今回はきもの屋として、地域に貢献できる仕事が出来なかったことに寂しさを感じていて、来年こそはと誓いを立てる朝でした。
新春企画として取り上げた「黒留袖展」は今日まで・・・
初売りのテーマにしましたが、冬物衣料のバーゲンが始まっているさなかでは、お客様を引きつけるだけの力がありませんでした。
それでもネットからの黒留袖の相談をいただくこともあり、何が起きるか判らないということを感じております。
この写真はお目出度い模様といわれている松葉柄です。
黒留袖に描かれた柄をアップしたものですが、留袖には吉祥模様といって縁起のいい文様を入れるのが一般的。
単調な模様なんですが、素材の生地といい、友禅がとても素敵なので紹介させていただきます。
松葉柄といったら主役というより、脇役柄に使われることが多く、松葉でまとめた黒留袖というものはなかなか目にすることが出来ません。
色の使い方も今風でおしゃれな黒留袖と言えるでしょう・・・。
黒留袖も振袖と同様で、レンタルで事を済ませる方が多くなり、こだわりの留袖が昔に比べるとほとんど作られていません。
ここにも寂しい現実が存在していますが、きもの屋としてこれからも素敵な着物が紹介出来るよう頑張りたいと思っているのでどうか応援くださいね・・・。
ところで、今読んでいる『「福」に憑かれた男』という本に、福の神がとり憑(つ)くことができる人の条件。という文があります。
本の最初のほうに綴られているのですが、私の心に留まって離れないものでご紹介させていただきます。
「人知れずいいことを繰り返し、その量が一定値を超えた人」
「他人の成功を心から応援、祝福し、その量が一定値を超えた人」
「すべての人を愛することができる人」
これらの条件を満たした人に福の神がとり憑くそうです。
その福の神は、直接教えらり、姿を見せたり、物を与えたりはしません。
提供できるのは『素敵な出会い』だけです。
この話とても素敵だと思いませんか・・・
この本を読んでいて、福の神が本当に存在するのではないかと思っている一人で、条件に満ちた人間になってみたいと真剣に夢見ています。
いい年をして、現実を知らない男だと思われるかもしれませんが、ある時、福の神が舞い降りてきたらどうしょう・・・
或る出会いが人生を好転するきっかけになったらハッピーです。
気づくことがないかもしれませんが、福の神の存在を私は信じたいですね・・・。
とても素敵な本です。
著者は喜多川泰(きたがら・やすし)さんという方で、総合法令出版株式会社発行されています。
出会いは人だけではありません。
是非、手にして見てください。
それでは、これで今日を閉じたいと思います。
皆さんお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま








コメント
松葉柄の留袖・・・確かに珍しい柄ですね。
昨年 長男が結婚しました。結婚した時に母に持たせてもらった黒留袖を着たのですが、ちょっと柄が年齢に合わなかったかな?考えてしまいました、まだ 長女 二男の結婚式があるのに
黒留袖って一次 二次 三次みたいに 着ると時が離れているんですよね。
だから 今持っている物は娘に持たせることにしましたが、次に控えてる結婚式はレンタルか?買うか とっても悩んでいます。
多分 みなさん同じだと思いますが