◆
今朝も雪が降っていて、あたり一面真っ白。
春が近づいては離れ、再び雪が降る。
降る雪を花に例えた言葉はたくさんあるようで、「雪の花」とか六角形の結晶の形から「六(む)つの花」、天からの花という意味で「天花」。
そして、、はらはら舞い落ちる雪が「花弁雪」(はなびらゆき)といい、「牡丹雪」(ぼたんゆき」も大粒の雪を牡丹の花にみたてたものだそうです。
また、雪の多い年が豊作ともいわれますが、「瑞花」(ずいか)はめでたい花という意味で、豊作の兆しとなる花のことをいいました。
つまり、雪のことを意味する言葉だそうです。
たまたま目にした本の書いてありましたが、この冷たい一片(ひとひら)、一片は、幸福が降る花なのかもしれませんね。
そんな幸せの花が舞う朝、私は実家である福井県へと車を走らせました。
次女「萌」の話しを母に報告するためです。
耳が遠くなった母に、ここに至るまでの話しをすると、驚いてはいましたが、「それはおめでとう・・・」と祝福の言葉をかけてくれました。
どうも慌てているのは私一人みたいで、周りに人はみんな冷静で、無理をしないように事を進めるようにとのアドバイス。
心配していたのは、お腹にある赤ちゃんのことでした。
家族ってなんと暖かいことか・・・。
そして今晩は妻の兄を呼んで、我が家で鍋を囲む予定です。
「花弁雪」(はなびらゆき)は、午後には姿を見せることはありませんでしたが、家を出る時に降っていた雪が我が家に起きているニュースを祝ってくれているかのようで無性に心に残るものでした。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






