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今朝も雪が降っていて、あたり一面真っ白。
春が近づいては離れ、再び雪が降る。
降る雪を花に例えた言葉はたくさんあるようで、「雪の花」とか六角形の結晶の形から「六(む)つの花」、天からの花という意味で「天花」。
そして、、はらはら舞い落ちる雪が「花弁雪」(はなびらゆき)といい、「牡丹雪」(ぼたんゆき」も大粒の雪を牡丹の花にみたてたものだそうです。
また、雪の多い年が豊作ともいわれますが、「瑞花」(ずいか)はめでたい花という意味で、豊作の兆しとなる花のことをいいました。
つまり、雪のことを意味する言葉だそうです。
たまたま目にした本の書いてありましたが、この冷たい一片(ひとひら)、一片は、幸福が降る花なのかもしれませんね。
そんな幸せの花が舞う朝、私は実家である福井県へと車を走らせました。
次女「萌」の話しを母に報告するためです。
耳が遠くなった母に、ここに至るまでの話しをすると、驚いてはいましたが、「それはおめでとう・・・」と祝福の言葉をかけてくれました。
どうも慌てているのは私一人みたいで、周りに人はみんな冷静で、無理をしないように事を進めるようにとのアドバイス。
心配していたのは、お腹にある赤ちゃんのことでした。
家族ってなんと暖かいことか・・・。
そして今晩は妻の兄を呼んで、我が家で鍋を囲む予定です。
「花弁雪」(はなびらゆき)は、午後には姿を見せることはありませんでしたが、家を出る時に降っていた雪が我が家に起きているニュースを祝ってくれているかのようで無性に心に残るものでした。
それではお休みなさい。