◆
冷たい雨が降る寒い一日になりました。
気温の変化に身体を合わせるのが大変ですが、春が近いと思えばこの寒さも我慢ができます。
このような日はお客様も少なく余計なことを考えてしまいがちですが、春の訪れに備え模様替えをしてみることにしました。
その模様替えをする切っ掛けとなった商品がこれです。
映像を見たら「和柄のシャツを揃えたんだ~」、なんてことを思われたかもしれませんね・・・。
実際にシャツを形取ったものですが、商品は「両面ガーゼてぬぐい」なんですよ・・・。
実は昨日、仕入れ先でシャツの襟を作った折り方を教えてもらいましてね~
早速店で作ってみたら、まったく違った商品に生まれ変わり、我ながら驚いています。
そしてこの作業が楽しくてね~
心ウキウキ致します。
ホームセンターで透明の袋を買ってきて、シャツを中に入れれば出来上がり。
そしてディスプレー・・・
「仕事は楽しまなくっちゃ・・・」なんて口ずさむくらいにノリノリで、とても気に入っています。
この商品を見たお客様は、「シャツまで置くようになったの・・・」、なんて言うのではないかと期待しているところです。
それにしれも、平たたみの「両面ガーゼてぬぐい」を、ほんの少し折り方を工夫するだけで、こんなにも変身するなんて嘘みたいです。
贈り物として使っていただければバンバンザイなんだけどな~
こうして店は本格的な春の準備に入りました。
そうそう、このてぬぐいのお値段は840円の品です。
そして3月のお客様のおもてなしは、京都で求めたこの「彩香の宝石」。
薔薇のお花のお菓子で、フルーツ味のゼリー。
店にお越しになられたお客様にお出ししたところ、あまりにも綺麗で手を付けられないとおっしゃっていただきましてね~
心の中で、「やったー」って呟いていました。
お客様の笑顔が見たくて、珍しいお菓子を買って帰るのが私の日課で、お客様の笑顔が見れると嬉しくなります。
私の仕事の楽しみ方の一つです。
日々、現実を受け止めると辛い事ばかりで、だからこそ、こうして楽しいことを探し続け心豊かになることを考えております。
皆が待望む春、
自分の心にも花を咲かせないと、本当の春は訪れないのかもしれませんね。
しばらく、春の準備は続くことでしょう・・・。
それでは、今日はこの辺りで閉じたいと思います。
明日もまたお会い致しましょう。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







