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雨が降り止むことのない連休の中日、気温も低く肌寒い一日で、せっかくの休日も不完全燃焼で終わったのではないでしょうか。
私は連休であっても普段と何も変わらず、初夏の準備を整えながら静かに時を刻んで過ぎた一日でした。
それでは今日の投稿です。
今日は男物の浴衣をコーディネートしてみました。
紬っぽい綿素材に茶系の格子柄にコウモリが飛んでいる小ジャレタ模様の浴衣地ではないでしょうか・・・。
濃い目の博多織り角帯でキュッと締めればおしゃれな夏姿になります。
合わせた桐下駄も素敵でしょ・・・。
これで紳士の装いになりました。
浴衣地は竺仙さんの商品で¥32、550の品
博多織り角帯はリバーシブルで、縞柄には江戸の粋を感じてもらえるのではないでしょうか。
お値段は¥29、400
桐下駄は¥18、900のお品です。
例年男物の浴衣は夏祭り間際にならないと活気付かない傾向にありますが、この時期のご支度は、品揃えも豊富で満足していただけると思います。
こちらの写真は木目込み人形の古布を使った夫婦鯉という商品です。
木目込み人形としては珍しい作品で、仲のいい夫婦を鯉で表現したものだと思います。
真鯉は巾23×奥19×高さ10㎝
緋鯉は巾21×奥18×高さ9㎝
塗台は巾50×奥24㎝・・・・・お値段は¥63、000のお品です。
こちらの夫婦鯉を出しの記事を書くのもおかしな話ですが、埼玉県からのご家族が店に遊びにくださいましてね~
それもご主人と奥様は着物姿でお子様は高校と中学生の4人家族。
予期せぬ来店だっただけに嬉しかったですね~
奥様はこのブログをご覧になられていて、ご主人は単身で石川県で仕事をしていらっしゃるとのことで、昨年、奥様の使いで高島クレープの長襦袢をお求め頂いた方だったと記憶しております。
ご主人は着流しで越後片貝木綿で、奥様は金茶系の小紋に紺地の紅型調の染めの名古屋帯、この夫婦鯉のように仲睦まじい関係を羨ましく感じたしだいです。
趣味で着物を着るって、このようなご夫婦のことを言うのでしょうね~
店の商品をご覧になるなかで、下駄の品揃えには驚いていましたが、一時間余しの滞在は店との距離を縮める時間だったように思います。
ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
それにしても きものファンとの出会いは私の大きな力を与えてくれます。
ネットのお蔭でその出会いも広がり始め、もっともっと魅力的な店を造りたいと意気込む私です。
明日は天気が良さそうです。
残りわずかの連休を家族の絆を深める時間に使えたら素敵でしょうね~
それでは、この辺りで今日を閉じることに致します。
お休みなさい。