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いつも何かを追いかけている自分。
これでいいと思うことができない自分。
次はお客様に送る季節商品のDMの出番です。
世の中、ハイテク時代と言われているのに店のDMは昔ながらの手描、それもモノトーンの墨色。
芸がありません。
それでも一生懸命考えてみました。
『夏いっぱい』
おしゃれなゆかた
足にやさしい下駄
小粋さを提案中・・・
イメージだけで、購買意欲が湧かないことを承知しながらも、娘たち一人ひとりを大切にしたいと思って作りました。
何一つとっても世の中の流れに逆らっているかのようですが、自分に正直にありたい。
これが私流。
『美人の日本語』という本に「直向き」(したむき)というページがあります。
幻冬舎文庫ー山下景子
ひたむきの「ひた」は「直」、「ひたすら」や「ひた走る」の「ひた」と同じで、まっすぐという意味です。
まっすぐに見つめている、一途で、一生懸命なまなざしが思い浮かびます。
知識や経験が増えるにつれ、つい、物事を斜めに見てはいませんか。
何事にも、裏があると思うからでしょうか。
わかりきっている思って、冷たい目で見るからでしょうか。
それとも、跳ね返って傷つくのを、心の底で恐れているからでしょうか。
ひたむきな目をしていたことが、誰にでもあったはずです。
本当に見たい方向を見ていないから、まっすぐに見ることができないのかもしれません。
いろんな角度から物事を見ることは、大切なことです。
でも、最後の人を動かすのは、ひたむきな瞳だとは思いませんか。
商売にはさまざまな駆け引きが必要なのかもしれませんが、度が過ぎると偽りになります。
知恵も必要ですが、行き過ぎると何が真実なのか判らなくなります。
シンプルなストレートは、何かを動かすのかもしれませんね。
サッカーの試合を観なくては・・・
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






