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今日は30度越えの暑い一日になりました。
午後からお客様回りをしていましたが、この暑さに熱を放出できないのか店に戻るころにはグッタリ・・・
集中力を失っています。
さて、今日の投稿ですが、汗をかいた後の着物のお手入れについて触れてみたいと思います。
夏は、着物を脱ぐとしっとりしています。
そのまま日影で数時間干して湿気を飛ばすことが最初のお手入れも第一段階です。
数時間干してシワが残っているようなら、汗が長襦袢をを通過して着物に付いている可能性が高いと考えていいでしょう・・・
見た目が奇麗だからといってタンスに仕舞い込んでしまうと、汗の成分が生地を傷めたり色の変色も考えられます。
なので、そのシーズンに何度かお召しになった絹物は、専門店で汗取りに出されることをお勧め致します。
その仕事としては、着物を解(ほど)かずに、揮発性の溶剤で油性の汚れを落とす作業となります。
汗のかき具合や量には個人差がありますが、ビタミンCや栄養ドリンクを常飲したり、薬を常用しているかたは、汗の成分が通常より濃く残る場合があるようです。
絹物の着物は残した汗や湿気がいちばんの大敵です。
コストがかかるからといって、タンスに仕舞い込まないようにしてください。
今朝7時から壊れたエアコンの入れ替え作業がありました。
店に出て来て、その作業を見守るだけの退屈な時間でしたが、ギリギリ開店前に新しいエアコンの取り付けが終わり一安心。
快適な店内になりました。
これで暑さに悩まされることはないでしょう・・・
先程、ブログから出会いがあったお客様に、ある用件でお電話を入れたのですが、そのお母さんがとっても明るくてね~
疲れが吹き飛んでしまいました。
人間の身体って不思議ですよね~
わずか数分話しただけで、心がほてり元気になるんですから・・・
感謝したいです。
今日は早めに家に戻り、疲れた身体の脇息時間を作りたいと思います。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






