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今日は実に退屈な一日だ。
店のスタッフも休みで、来客も少なく、ひたすら会場準備に明け暮れ物足りなさを感じているとことですが、ただ一つ気になることがあります。
それは、ここ数日の間、ネットからのご注文が増えていて、荷物の伝票番号を間違え一部のお客様にご迷惑をかけてしまったことです。
新しいシステムに慣れない私の失態です。
反省しています。
それでは今日の投稿です。
ここにアップした映像は「風神雷神」(ふうじんらいじん)という架空の文様です。
風を司る風神は、風袋をかついで天を駆ける姿に描かれ、太鼓を背負った雷神と一対とされることが多く、俵屋宗達や尾形光琳など琳派の人々が描いた屏風絵が特に有名です。
他にも架空模様には「鳳凰」(ほうおう)、「龍」(りゅう)、「七福人」(しちふくじん)など、吉祥模様(きゅしょうもよう)としてして留袖などに生かされています。
つまりお目出度い柄なんですね~
先程の「風神雷神」は附け下げに描かれたもので、とても個性的な着物と言えるでしょう~
これがその商品です。
目に触れたことのない方には、女性らしさがないと思われるかもしれませんが、着物通の中には好まれる方も少なくありません。
とても珍しい商品でもあるので、ここにご紹介させていただきました。
話しは変わりますが、閉店後お客様とくつろぎのひと時を過ごしてまいりました。
とても素敵なところだったのでご紹介しておきたいと思います。
着物で尋ねた先は地元白山市の「おもてなし池田」という食のお店です。
山手側に向かって車で走ること約20分、入り組んだ住宅地の端に普通の住宅のように建ち、店の看板がありません。
そのことがかえって興味を引き付けられます。
店内はごく自然なアットホームな設えで、窓から見渡せる緑が心を温めてくれます。
今晩は私たち4人の貸し切りでしたが、それがとても心地よくてね・・・
お料理はこの地で取れた野菜中心のコースですが、お料理演出がとても素晴らしくて、食べ慣れた食材なのに、初めて口にする味ばかりで感動するばかり。
「おもてなし池田」というだけのことはあります。
暗くなった窓ガラスに映る私たち。
最高の時間を共有できたことを幸せに思いました。
時間が遅くなってしまったので、これで今日を閉じたいと思います。
では・・・
お休みなさい。