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今日は秋に向けての模様替えです。
店を閉めて一気に着物のコナーを新しくしましたが西日が射す頃にはギブアップ。
暑さに気分が乗りません。
この残暑、いつまで続くのでしょう・・・。
昨日のことですが、仕入れ先の担当者と「業界の現状とこれから歩むべき道」、そんな感じで激論になりましてね~
和装業界はバブルが弾けてからというもの、坂道を転がるようにして需要が減り続けています。
そのしわ寄せは経営を弱きものにし、倒産や廃業、規模の縮小など、時代の変化の中で計り知れない痛みと戦いながら、業界の発展に努力する日々が続いています。
その中で彼は進むべき道を迷っているみたいで、次のようなことを話しさせていただきました。
「世の中の流れを見過ぎていると、勉強が足りない凡人は、物事を悲観的に考えてしい、新しい発想も工夫も生まれなくなる。しかし、成熟した経済の中でも業績を伸ばしている企業や会社はいくつのある訳で、そこに目を向け学ばなければならないのではないか。」
信じるものがなければ前を向いて歩くことができません。
その信じるものを見つけ出して欲しいことを伝えたつもりですが、努力しても結果が付いてこないのが今の世の中です。
運もあるかもしれません。
そんなことは百も承知で生意気な話しをしましたが、大事なことは「人を愛すること」、そこに生きる力が湧き、新しい発想が生まれるのではないだろうか・・・。
どんな時でも、心だけは豊かでありたいものです。
今から結婚式が終わった日の夕食の段取りに行ってきます。
その日は皆で近くの居酒屋で過ごしたいと考えていて、休日にもかかわらず無理を言って店を開けもらうことにしたのです。
ということで、今日はこれで終わりにします。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






