面倒なことを取り払った簡単長襦袢「き楽っく」とは・・・新製品が店の登場しました

 着物をご愛用の方に是非お薦めしたい商品があります。

それはお手入れがとても簡単な長襦袢「き楽っく」と名付けられた新商品です。

 

 

001kanntannnagazilyubannkitaltuku.JPGこちらがこれから説明を加えたいと考えている、簡単長襦袢「き楽っく」の全貌です。

 

一見何も変わらないように見えますが、その魅力を書いてみたいと思うのでどうか最後までお付き合いください。

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まず先のこの「き楽っく」は長襦袢と肌着が合体した単衣から袷時期に着物の下に合わせることが出来る簡単長襦袢です。

(夏場の使用は適当ではありません)

 

 

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衣紋抜きは付いていませんが、このように背中心に2箇所紐を通すことが可能な通し穴が備え付けられています。

 

長襦袢に綿素材で紐が備える付けてあるので、この箇所に紐を通せば衿が身体に固定されて衿が動くことがないでしょう・・・。

 

さて、これから他とは違いを説明させていただきます。

 

 

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簡単長襦袢「き楽っく」はいくつかのパーツが本体にくっついて長襦袢の機能を形取っています。

そのバーツを取り外した写真がこちらです。

 

衿と画像の右側の袖が取り外されていますが、衿と両袖が脱着式になっているんですね~

 

 

 

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取り外したパーツがこちらです。

衿には白の半衿が取り付けてあります。

 

 

 

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 袖はマジックテープが2箇所取り付けてあり、オフションとして袖の部分だけをピンクや黄色の無地や柄物でご準備することが可能になります。

 

つまり「き楽っく」一枚に白以外も袖を一組準備しておかれると、TPOに合わせて袖だけ変えて着物に合う長襦袢としてせて活用の場が広がることでしょう・・・

 

そして、着物によって裄(ゆき)が違うことがよくありますが、マジックテープで簡単に脱着できることから、微妙な裄の長さを調整することが可能になります。

 

この点が簡単長襦袢「き楽っく」の もっとも大きなポイントなんですね~

 

 

 

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衿もソフトファスナーで取り外しが出来るようになっています。

この機能があるということは、汚れた時には衿だけを取り外し洗うことができるということです。

 

オブションとして、小紋半衿や刺繍の半衿を取り付けたものをご準備することも可能です。

その場合は、半衿のみを用意していただければ、その半衿を使って別の衿をファスナー付きで用意することができます。

 

これも袖の部分と同じで、TPOに合わせて衿を変えて楽しんでみてはいかがでしょう・・・

それに洗い替えに衿だけスペアーがあってもいいですよね~

 

ここでの衿は広衿になります。

あらかじめ衿の裏側に3箇所マジックテープが付いていて、折り曲げてマジックテープで筍衿(たけのこえり)に形取られるようになっています。

そのことで衿がしっかりしていて、衿心(衿カラー)をいれなくても衿の形が壊れることはありません。

 

この衿の特徴が二つ目のポイントです。

 

 

010wakinoasatori.JPG 次に、汗っかきの人に嬉しい心使いを加えております。

 

それは、脇に汗取りのための生地をあてがっていることです。

この写真では判りにくいかもしれませんが、中側から継ぎ当てのようにして縫い付けています。

 

 

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次の素材ですが、身頃の上半分は汗取りの効力を発揮する綿素材で、下は裾(すそ)さばきのことを考え、滑りの良い化学繊維を使用しています。

 

担当者の話しのよれば、バイヤスに生地を使っていることから、生地に弾力性があり座った時に生地が伸びるとのことでした。

 

私が触れた感触は、裾がサラッとしていて歩きやすいのではないと思います。

 

 

さて、最後に簡単長襦袢「き楽っく」の寸法です。

 

 

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ここにこの商品に添えられた寸法表があります。

 

ユーザー向けに㎝で表示されていますが私には㎝ではよく解らないので、押さえておきたい箇所を私の言葉で説明を加えたいと思います。

 

・ S寸の身丈・・・118㎝ → 3尺1寸5分  長襦袢の適用身長は153㎝前後

      裄・・・・・62㎝ → 1尺6寸5分  着物は少し長くなり1尺6寸7分の

           寸法に合わせるが適当かと思いますが、そこはマジックテー

           プで調整が可能です。

      肩幅・・・30㎝ → 8寸

      袖丈・・・49㎝ → 1尺3寸

 

・ M寸の身丈・・・124㎝ → 3尺3寸 長襦袢の適用身長は155㎝前後

      裄・・・・・63.5㎝ → 1尺6寸9分  着物は少し長くなり1尺7寸の

           寸法に合わせるが適当かと思います。

      肩幅・・・31.5㎝ → 8寸4分

      袖丈・・・49㎝ → 1尺3寸

 

・ L寸の身丈・・・129㎝ → 3尺4寸4分 長襦袢の適用身長は159㎝前後

      裄・・・・・65.5㎝ → 1尺7寸5分  着物は少し長くなり1尺7寸7分

           の寸法に合わせるが適当かと思います。

      肩幅・・・33.5㎝ → 8寸9分

      袖丈・・・49㎝ → 1尺3寸

 

以上、S・M・L の寸法で袖が白が「き楽っく」基本形で既製品として販売されることとなりました。

お値段は¥18,900 となります。

 

ここに表示された寸法にご不満の方はフルオーダーメイドで誂えることができます。

その場合の価格は¥21.000 となりますが、袖丈は1尺3寸で袖が白という条件を変えることが出来ません 。

つまり身丈・裄・裾回りの変更のみとなります。

 

(投稿後、価格改正がありましたので、ここに記事を張り付けました)

 簡単長襦袢「き楽っく」の価格改正があります・そして或るご夫婦の出会い

 

オ―プションで付け加え得られるものとしては、袖の色や柄物をご用意することができます。

その場合、基本形があって、それ以外に希望される袖を加えることとなります。

(申し訳ありませんが、基本形の白の袖を取り外すことができなせん)

加工費は別途¥5.250の費用が加算されることとなります。

 

また、袖丈を変える場合には別途¥7.350の加工費が必要となりますが、この点が非常に判りにくく、お客様の立場になると不親切だと思っています。

なので、職先に改善して欲しいことを伝えました。

 

もう一つのオ―プションとして衿を刺繍衿など他の衿を望まれる方は、希望する半衿をお持ちいただければ加工費として¥3.150で新しい衿を新調することができます。

 

寸法のことや、オ―プションについて、解り辛いことがあるかと思います。

その時はご面倒かもしれませんが電話を入れてみてください。

 

とにかくお手入れが簡単でお洗濯がご自身で出来ることが最大のメリットといえるでしょう・・・。

 

これからご注文を受け付けたいと思っています。

新しく世に出た簡単長襦袢「き楽っく」を是非一枚、お手にしてみてはいかがでしょう。

 

 

ここまでたどり着くまで随分時間がかかりました。

着物に興味のない方にはつまらない記事だったと思いますが、これが私の仕事です。

どうかその点をご理解ください。

 

他にニュースを書く元気がなくなってしまいました。

 

今日はこれで終わりに致します。

それではお休みなさい。

  

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