「神無月の会」の二つ目の設計図「印伝のお財布」・そしれ遊び道具のある店を目指せ

 今、店は大変なことになっています。

こんな書き出しから始まると、ハプニングでも起きたのかと思われるかもしれませんね。

 

店の決算は9月末日なもので、注文を入れていた商品を10月に入ってから納めて欲しい旨を仕入れ先に伝えていました。

その商品が、各仕入れ先から届きはじめていて、加えて「神無月の会」のために準備した商品も順番に入荷し整理と値段付けに過密な時間を過ごしています。

 

そして、商品移動が始まり店内は一気に姿を変えようとしています。

 

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こうして新しい商品が入ると、眠っていた血が猛烈に騒ぎましてね~

娘たち(しょうひん)と戯れながら、最高のステージが作れないかと知恵を絞っているところです。

 

 

さて今日の映像は、「神無月の会」の設計図に書き記した、印伝(いんでん)のお財布をアップしてみました。

 

 

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こちらがその印伝のお財布で、鹿革に漆(うるし)で模様を付けた商品です。

昔から店で取り上げている商品で、今回「神無月の会」にて、これらのお財布をクローズアップ致します。

 

印伝(いんでん)の由来は、”インディア”の変化した言葉とも、印度伝来によるとも言われています。

寛永年間に、来航した外国人により印度(インド)装飾革が幕府に上納された際に名づけられたと伝えられています。

 

海外ブランドの財布とはいと味違うクラッシックなお財布といえるでしょう・・・

勿論、普段使いのものですが、着物を着た時に、この印伝のお財布が似合うんだな~

 

 

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今回は薄型で帯に挟むことのできるタイプも揃えました。

大きさは12×9㎝で厚みは1㎝もなく、値段は¥4.515の品になります。

 

他に10種類近くのお財布を用意してみました。

どうか、参考にしてみてください。

 

 

少し話しが変わりますが、着物のおしゃれを考えた時、主役となる着物や帯だけでは面白味がありません。

 

お芝居と同じで、脇役が大切役な役割をにないます。

その意味でも、和装小物の位置付けを、もっと表に出てたいと考えています。

 

和装小物の世界は、昔からみると随分変わりました。

かんざした帯留、半衿や足袋、ぞうりやバッグなども注目されるようになりましたが、もっともっと遊びのある品が市場にあってもいい・・・

最近そんなことを考え始まるようになりました。

 

私はこれらの小物を「遊び道具」と呼びたいのですが、新しい着物ファンを呼び集めるためにも必要とされていると思います。

 

おぼろげではあるが、「遊び道具がある店」を一つのビジョンとして新しい店を作りたい。

 

夢は大きく、チャレンジャーでいたいものですね。

 

では、今日はこれにて・・・

お休みなさい。

  

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