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昨日と変わって雨が降り続ける うっとうしい一日になりました。
店はこれといって大きな変化もなく、物足りなさを感じている私です。
そんな折、或る仕入れ先から新しい提案をいただくこととなりました。
今日はそのことを記事にしたいと思います。
その提案とはウールの着物です。
担当者の話によると、ウールを取り上げる店が年々少なくなり、需要の激減と共に西陣でウールを織る職先は1・2社だそうで、この状況が続くと残っている会社も作れなくなることも考えられるというのです。
そこで、折を見てウールを取りえげてみてはくれないかとの相談でした。
そして店に持ち込まれた残布の数々。
見覚えのある柄もあり、懐かしく思うところもありましたが、束ねられた見本はすべてが紬織りになった上質なウールの着物でした。
少し角度を変えた話をさせていただきます。
都会ではリーズナブルな木綿の着物やウールが話題を集めていると聞いています。
雑誌などでも取り上げられていて、素材のカジュアル感から着物初心者に注目されているとか・・・
理屈に合ったきもの愛好家の考え方だと解釈していましたが、私の勝手な思い込みだったのでしょうか?
そういえば、先月、違う仕入れ先が、ウールの着物が供給できなくなったとの話しを思い出しましたが、作り手柄の台所事情が厳しくなっていることは事実みたいです。
現にモスの長襦袢が手に出来なくなっています。
和装業界はこのような経緯の基で商品が消えていくのかもしれません。
話を元に戻しますが、こちらが男物のウールの着物です。
絹の紬っぽくて、普段に着物を着たい方のは喜んで頂けるのではないかな~
製造元の状況を考えてみると、お客様の趣向性が変わってきたことも考えられますが、私たちが高額品を売ることに一生懸命で、ウールを手放したことも考えられるのではないでしょうか・・・
経営として単価に高いもので中身を膨らますのか、リーズナブルな市場に飛び込み、きものファンを増やすことを考えるか。
呉服店の考え方が別れるところですが、新規客を増やすためのアイテムになるのではないかと、漠然と考える私がいたことだけは確かです。
さて、このウールの扱いをどうしましょ。
皆さんのご意見もお聞かせいただければ参考にしたいと思います。
このブログをご覧になられている方から、励ましともいえるメールをいただきました。
少し落ち込んでいただけに元気が出ましたね~
目の前でお話しが出来ないのが残念でなりませんが、言葉の力というものは計り知れないものがあります。
本当にありがとうございました。
知らない人が私を見ているかと思うと、へこたれてはいられません。
どんなに苦しくとも、現実を受け入れ、そこから歩き始める力を身に付けないといけませんね。
明日が会の最終日です。
残された一日にベストを尽くさないと・・・
風が夜になって吹き荒れ始めました。
明日は気温も低いもたいで、油断をしないようにしてください。
では、おやすみなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







