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ブラインドから太陽の日差しが漏れ、その輝きが私が座るディスクに届きます。
毎日、同じことを繰り返していると、満たされない感情が血の流れのように身体の中をうず巻いていますが、どこまでも伸びる日差しは心にまで届くのか、穏やかな気持ちになるから不思議です。
もしも、この太陽に目があったなら、私はその太陽になりたいと思うことがあります。
幸せに満たされた人や、必死になって頑張っている人、豊かさに無縁の人もいれば、犯罪に手を染める人もいるかもしれません。
そんな命あるものの営みを見て、世界の広さを知ることでしょう。
ただ見守るだけでしょうが、ブログネタに困ることはないでしょうね~
すっかり変なおじさんになってしまいましたが、寒い冬に顔を覗かせる太陽は誠に有難い。
洗濯物を干すかのように、湿った心が乾いた気がします。
いつもより早く3月号の情報紙が仕上がりました。
発行回数が伸びる度に、「よく続いているな~」なんて他人事のように思いますが、これが店の原点です。
続けることも経営理念だし、変わらないアナログ通信も時代の変化の中で味があっていいのではないかな~
そこには量販店と家業店の関係と似たところがあって、経費を掛けたものではありませんが、店の想いが詰まっています。
流した汗が155号まで届きました。
妻が産み落としたサービスは、成人になる240号まで残り85回となりました。
大人になった時には必ず花開くと信じ、私たちの想いは変わらないでしょう。
その妻の月命日が31日です。
午前中に降っていた雨も上がり、お墓参りに行っていまいりました。
この日は妻と会える日ですが、妻を目の前にすると、どうしても愚痴が入ってしまって・・・
心配ばかりかけています。
「いつまでたってもお母さんのような気使いや笑顔を真似ることができないんだな~
そればかりか、仕事だって半人前だし子供たちに負担をかけてばかり・・・
血がサラサラになると言って飲んでいた赤ワイン、付き合うぞ。
その時は美味しいチーズを用意しておくから・・・
二人でアメリカも行きたかったし、ヨーロッパもいいな~
シャツのボタンも付けて欲しいし、早くも戻ってこいよ・・・
どうか、子供たちの幸せをサポートしてやってください。
そして、チョッとだけ自分のことも・・・
また、来るからな。」
心が許せるのは、やはりお母さんです。
彼女のためにも幸せにならないといけませんね。
今日はこれで終わりにします。
では、お休みなさい。