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目覚ましを一時間近く間違え、慌てて家を飛び出し京都へと向かった、新しい月のスタートとなりました。
京都はどんよりした曇り空で、午後から本降りとなり、少し物悲しさを感じさせるとこともありましたが、適度な人と街並みは何度訪れてもいい街です。
観光に行っている訳ではないのに、いつもそんなことを感じながら仕入れ先を回ってまいりましたが、どこもお客様が少なかった気がします。
その背景には、2月の寒波が商売に影響しているのではないかという話振りでした。
しかし、その中でも元気のいい専門店さんがいる訳で、その姿に影響されたのか、これまで手にしたことのない趣味性の高い商品を選んでまいりました。
厳しい時代だけに、消極的になってはならないという心理が働いたんですね~
だって見るものすべてを否定していては、自分の仕事を否定しているみたいで、何も変えられないと思ったからです。
安全な道を選ぶのも一つの考え方でしょう。
しかし、それをいつまでも繰り返していては、時代の流れに取り残されてしまいます。
今、私たちの業界に必要なのは専門店としても自信ではないでしょうか?
そんなことを心に秘め、己を奮い立たせていた私でした。
仕事を終え京都駅に戻ると、始めて見る光景が・・・
最上階から下へ降りる階段一面に広がる、こんな素敵なイルミネーションが目に飛び込んで来まししてね~
そこには、「ひなまつり」の文字が浮かび上がっていて、張り詰めていた心が一気にほぐれました。
なんて乙な歓迎振りでしょう・・・
優しい空間が心を癒してくれます。
京都の街が好きな訳が、ここにも存在していました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。