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太陽が顔を出していましたが、冷たい風が流れる肌寒い日でした。
そのせいなのか来客も少なく、店の奥で情報紙「あ・うん」5月号の構成に頭を使う一日だったかもしれません。
そんな時にふと考えることがあります。
自然は月日と共に環境を変えていきますが、私の仕事は一月をサイクルに同じ事の繰り返し。
経営の基本ではあるが、ぬるま湯の中に浸かっているような気がしてなりません。
お客様に役立つことって何なのか、私の仕事の中で、次なるカードを見つけだすことに苦しんでいます。
地域に根付く店として、この時期求められているのは、入学式に着物を着られるお母さんの装い相談です。
例えば半衿の取り付けとか、帯〆帯揚げの合わせ方や、重ね衿の色の使い方、時には、着たい着物にカビが出ていたりして、慌てて相談にお越しになるケースがあります。
入学式は4月のことですが、そろそろご準備を始めてください。
草履やバッグの相談にお越しになられる方はいらっしゃいますが、着物コーディネートとなると極めて少ないのが現状です。
きもの屋さんて、着物初心者の方には近づきにくいのかな~
それとも着物を着る人が少なくなっているのかな~
お客様が少ないと余計なことを考えてしまいますが、和装小物のチエックリストも用意しているので、気軽にご相談してください。
あれこれ考えてばかりで、記事がまとまりません。
こんな時は気分転換を兼ねて本屋さんへ行ってこようと思います。
何かヒントになるものが見つかるといいのだが・・・
それでは、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






