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温かな日差しに包まれた今日、娘が努める小学校が終業式であることを話していましたが、春の甲子園も始まりいよいよ春本番です。
いつものように店の出ると、何故か、お客様の玄関先にある桜の木のことを思い出しましてね~
この街で最も早く咲く桜です。
毎年、お彼岸の頃に咲くことから「彼岸桜」と呼ばせて頂いていますが、気になって覗きに行ってまいりました。
しっかりピンクの色づいて桜が、青空からの日を浴びて幸せそうに咲いていました。
この木にカレンダーがあるのか、決まってこの時期に輝くから不思議でなりません。
見てください、この色のコントラスト。
眺めているだけで心が豊かになります。
何も語らず、何処よりも早く喜びを届けてくれる「彼岸桜」に感謝です。
これは仮縫いになった訪問着を広げた子供物の着物です。
クリーム地に裾の部分にピンクの色を付け、その上に四季の花が鮮やかに描かれています。
とても可愛い訪問着でしょ。
石川県の加賀友禅作家さんが描かれた四つ身(7・8才用)の着物なんですよ・・・
手描きなので、一つ一つの模様がハッキリしています。
刺繍も箔もありませんが、こんなにも華やかなのは、加賀友禅ならではの技だと思います。
流行に左右されることもないので、大切にしていただければ、次の代になっても着ていただける こだわりの着物です。
お客様のご注文品として揃えたものですが、とても素敵なので加賀友禅のPRも兼ねてご紹介させていただきました。
どうか参考にしてください。
東京は今週が桜の見ごろみたいですね~
メディアの情報によれば、アベノミクス効果で、花見も盛り上がっているようですが、あまりにも人が多いので、風情みたいなものがないのがとても残念に思います。
これから桜前線が北上しますが、是非、着物で日本文化を味わってみてみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。