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ゆっくりと時間が流れたお盆、私たち家族は実家の墓参りを済ませ、年老いた母親の顔を見てまいりました。
母親は今年の秋で84歳になるのかな~
年々体力が衰え、気力までもが影を潜めてしまった感じで、子どもとして寂しく思うところがあります。
特に視力の衰えが生活を困難にしていて、話を聞いていると可哀そうでなりません。
しかし、同情していても何も変わる訳でもなく、不自由な体とどう向き合って行くか、そして、子供たちもお婆ちゃんのことを大切に思っていることを話して来ました。
気休めなのかもしれませんが、私たちの成長を見守っていて欲しいと思います。
育った町を散歩してみると、周りは随分変わってしまいました。
しかし、よく遊んだ神社の公園は、坂道が階段になったくらいで、昔の面影を残していました。
ここは同級生が集まる場で、この時期は虫取りをして遊んだものです。
秋になればソフトボール、そして雪が降ればこの坂でスキーやソリで日が暮れるまで遊んだ場所です。
みんなどうしているのだろう・・・
この地をスタートラインに荒波に揉まれてきた人生。明暗が分かれた同級生がいるかもしれませんが、少なくとも私は穏やかな生活を送っています。
その源を作ってくれたのは、生活に口うるさかった両親です。
いつも怒られていましたが、それだけに、どれだけ年を重ねても口うるさい母親でいて欲しいと願う私です。
子供が大人になり、そして老いて行く。
途中で命が絶えない限り、誰もが経験をする人生です。
私も例外ではないだけに、最後の最後まで、大切なものを追い続けられる一生でありたいと思うところがありました。
私を育ててくれた両親に感謝です。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






