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正午頃に降り始めた雨はしだいに気温を下げ、日暮れと共にどこか物悲しさを感じさせます。
これが秋の雨なんでしょうね~
関東地区は10年に一度の台風が迫っているようですが、身の安全にはくれぐれも気をつけてください。
さて、10月も半分過ぎましたが、現場で仕事をしていて、いつもの年とは様子が違う感じが致します。
一つのバロメーターとして、足袋や半衿の動きで着物を着る方が多いか少ないかが分かりましが、この秋は非常に少ないんですね~
他で用を足しているのかもしれませんが、暑さが随分影響したのではないかと考えています。
涼しくなりこれから私たちの出番が来るよう期待するところです。
今日は古典的な着物コーディネートをさせていただきました。
昭和の華やかな着物の世界を見てきた人は、安心してご覧になれるのではないでしょうか?
着物はアッサリした附け下げで、モダン帯を合わせてもよかったのですが、豪華な装いになることを考えてみました。
私がイメージしたのは、新年会とか初釜などの新年の装いで、綴れ帯で格を上げてみました。
お太鼓に出る柄が松竹梅の模様となれば、華やかな席には申し分ありません。
昔はこのような古典柄が評判が良くてね~
競って取り上げたものですが、お客様は流行に左右されないという安心を買っていたところがあったように思います。
勿論根強いファンがいることには変わりありませんが、高価な品だけにハードルの高い商品と言えるかもしれません。
おしゃれとは違った次元の魅力が古典柄にはあるように思います。
そして、神無月の会の看板が店頭に立ちました。
テーマは冬支度。
せっせと準備を進めているところですが、日が近くなるにつれテーマに添った品揃えができるを心配しています。
それとお客様の動向です。
心配が尽きることはありませんが、その反対柄にもう一つ看板を立てました。
これから年末に向けて活気付く干支飾りを発表致します。
神無月の会でご注文を取りたいと考えていますが、限定品だけに品切れになることもあるので、是非ご利用ください。
夜になって風が出てまいりました。
気温が一段と低くなり、肌寒さを感じておりますが、私も含め風邪に注意しないといけませんね。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







