今日は春を思わせる天気となりました。
このまま春となってくれたらいいのですが、16日にも寒波が来るとのことで避難生活していらっしうゃる方の心労を思うと心が重たくなります。
一日も早く不便なく暮らせる居住地が見つかればいいと思っていますが、その先のことを思うと、またもや心が重たくなります。
安心して暮らせる日はいつになるのか、岸田総理の采配に期待したいです。
平常通りの暮らしができる私たちは、被災地に向けての労りの心を忘れないようにして、2024年を動かしていかなくてはなりません。
思い通りに動いていませんが、このようなときなので、気持が折れないように魔法の言葉を掛けるようにしています。
「やるべきことを手抜きせをずにコツコツと目標に向けて準備を積み上げて行けば、必ず明るい結果が導かれる」と、自分を励ましながらいます。
ということで今日はお子さんの入学式にも着ていただける春色の小紋をコーディネートしてみたのでご覧ください。
【若草色に葵柄が描かれた小紋を上品に纏める】

若草色地の小紋をコーディネート
そのコーディネートがこちらになります。
若草色の地色に葵柄を描いた小紋をレモン色の線で柄を浮き上がらせたように染めた染帯で組み合わせて、利久バッグと草履でセミフォーマル的な装いに仕上げてみました。
あったりとした着こなしではあるが、品の良さとお洒落感が凝縮されていて、着姿がとても綺麗になるかと考えています。
【ステキな着物コーディネート】

若草色地の小紋をコーディネート
腹はこのような感じで組み合わせてみました。(帯締めは白に緑の色合になります。)
この組み合わせで観劇や趣味の会にお出掛けすることもできますし、お子さんの入学式の装いとしても着こなせるかと思っています。
小紋の着物が入学式の着こなせるのか着こなせないのかの見極めが難しくなりますが、一般的には江戸小紋は帯の合わせ方次第でセミフォーマルの装いにもなる着物です。
ここでの着物は江戸小紋ではありませんが、飛柄で模様も「葵柄」という格調ある古典柄でもあり、着物の地色が春らしい色であることから、入学式のような場にも対応できる着物ではないかと考えています。
入学式の着物は必ずしも「訪問着」や「付下げ」、「色無地」となる略礼装の着物でなくても、品のいい色合で、明るさのある模様と地色から清潔感のある装いであれば問題ありません。
今年入学式を着物で迎えたいと思っているお母さんは、そろそろ準備を始めてください。
着物のことは何も分からないし、誰に相談していいか分からない人は、勇気を出して地元の呉服店さんに相談されてみてください。
私の店でよければ、いつでも相談に乗りたいと思っているので気軽に電話やメールを入れてください。
分かる範囲でお応えさせていただきます。
ということで今日に記事とさせてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







