◆
春の香を感じつつも冷たい風が止むことがなく、日陰を避けて仕入れ先を廻って歩いた一日でした。
訪れた先々で話題となるのは4月からの増税で、その事に伴い、いろんな分野で価格改正が雪崩のように起きていることに戸惑いました。
こちらの商品は鹿皮をなめして漆で描かれた印傳屋(いんでんや)の印鑑ケースです。
品薄のなったもので取り扱いのある仕入れに伺うと、この商品が今月から価格改正がされて、税込1,260円の品が1,470円になっていましてね~
それも、値上がりする前にお得意先の仕入れが殺到したらしく、商品がほとんどないというですね~
これには驚きました。
4月からの税率が変われば、来月からは1,512円になるんですよね~
数年前までは税込1,050円で取り扱っていた商品です。
それが1、260円になり3月のひと月間だけ1,470円で販売されて、4月以降は1,512円の価格になる訳ですから、たまったものではありません。
そして時間を置いて税率が10%とると、同じ商品が1,540円に・・・
数年前の価格から5割アップになることになります。
メーカさんの諸事情があって、この時期に価格改正に踏み切ったのだと思いますが、私からすれば意地悪に思えてしかたありません。
これはほんの一例で、水面下で価格改正が雪崩のように起きようとしていて、改正され商品に税率が8%になるとなると、大幅な値上げです。
各メディアの情報では、消費が上向いているとのことですが、現場で仕事をしていての実感できるのもではありません。
そんな状況の中で、商品価格だけが値上げされるとなると、お客様は価格差に驚くだけでなく、買い控えが始まるのではないでしょうか?
経営は適切な利潤をいただいて、継続できる体制作りが求められます。
原価率が高くなり、適正な利潤をいただいたとしても、販売価格を据え置くことが難しい状況にあることは理解できます。
しかし消費する側としては、納得できるものではありません。
何か商品に新しい付加価値が加えられたとしたら、話しは別ですが・・・
今日は桃の節句でしたが、仕入先では早々と端午の節供商品がディスプレーされていて、着物業界は全社夏物の発表が終わったかと思えば、一部の会社では秋物が発表されていました。
時の流れの速さを感じます。
ぼやぼやしていると取り残されそうになりますが、先が読めない時代が押し寄せているかと思うと、慎重にならざる終えません。
今回もいろんな情報が飛び交っていましたが、それだけに刺激的な一日だったかもしれません。
タイムリミットの時間となったところで、今日を閉じさせていただきます。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






