熱々の筍の煮物に心が熱くなりました・そして梅雨時の和雑貨「てるてる坊主」

 雨が降り続いた子どもの日、暦では立夏になりますが、気温も低く暖房が必要な肌寒い一日になりました。
大型連休とあって、レジャーや観光など、外での息抜きを考えていた方も多いかと思いますが、この雨に水を挿されたかもしれませんね。
お客様の話しのよれば、沖縄県が梅雨入りしたそうですが、そんな時に役立つ小物があるので簡単に紹介してみます。

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てるてる坊主です。
頭には「へのへの」の文字が見えますが、これを見ると、遠足の先日などに、紙で作って軒先に提げた小学生の頃を思い出します。

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こちらの商品は化繊のちりめん生地で、5つ繋げて作られたものです。
すべてに「へのへの」の文字で顔を入れていますが哀愁を感じるところがあって、梅雨時の和雑貨として揃えてみました。
お値段は1.944円の品です。
話しは変わって、着付け習われている生徒さんが、ご自身の山で取って来たばかりの筍を分けてくださいましてね~
早速、教室が終わった後に皆で分けたのですが、娘が筍の処理方法を詳しく知らないもので、我が家の分をご近所のお客様にお届けして食べてもらうことにしたのです。
そんな我が家の事情を悟ったのか、筍を持ち帰ったお客様(着付けの先生)が、閉店間際に調理した竹の子の煮物を持って来てくださいました。
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熱々の煮物を差し出し、味見をして欲しいと言って口にしましたが、これがとても美味しくてね~
お客様の心使いに胸を熱くしましたが、店の常連さんは、皆心の優しい人ばかりで元気付けられていいます。
日々、この仕事に一生懸命になって燃える男を演じていますが、妻を亡くし、子どもたちは新しい人生を歩み始め、本音は孤独感に襲われていて、そのことを忘れるために自分の居場所を探し続けているところがあるのかもしれません。
誰も責められない現実だけに、気持ちを強く持って夢を追い続けていますが、なかなか考えているように事が運ばない厳しさを味わっています。
そんな時に、温かな人の心に触れると元気が出るんですね~
それは日常の笑顔であったりもしますが、理解しあえる関係が、厳しい社会の中で立ち続けられる源になっている気がしてなりません。
それは自分一人の力だけでは立てない、人の力であることも教えらています。
一方で、世の中の厳しさや人間関係の中で、悲観することも少なくなく、その度ごとに、心に力が無いと生き抜けないことを言い聞かせて今日まで来ました。
これが生きるということかもことかもしれませんが、何か事あるごとに、大切なことを見つけ出しては振り返る自分がいて、温かい心に応えられる大人になれるよう努力したいと思っているところです。
その意味では気持ちの力というものは大切なものです。
とは言っても、利害関係が優先する世の中です。
牙を持たないと呑みこまれそうな社会と向き合っているだけに、ストレスも溜まり、知らず知らずのうちに人を傷つけているところもあります。
その事に気を配らないと、通じ合う関係が築かれないことを忘れないようにしたいです。
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この「ゆらり金魚」もかわいいでしょ・・・
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肌寒さからピントこないかもしれませんが、最後の紹介をして今日を閉じたいと思います。
それではお休みなさい。

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