お客様から差し出された袋に「幸せ」が詰まっていました

 町会の恒例の行事になっている、夏祭りの運営についての役員会が閉店後にあり、今日も慌ただしい投稿日となりました。
町会の役員でもあり会議に主席していましたが、夏祭りが店の大決算市のイベントと重なり、お手伝いをすることができません。
肩身の狭い思いをしましたが、ご理解をいただけたことに感謝したいと思っているところです。

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今日は手元に揃った販促物を配る一日で、記事の映像を用意することができませんでした。
投稿に苦慮しているところですが、お客様から温かな心使いをいただいたもので、そのことを書いてみたいと思います。
夕方のことでした。
親しくさせてもらっているお客様が店に立ち寄られ、「今晩のおかずに食べてもらえたらと思って・・・」と、手に提げられたカゴバッグから、タッパに詰めたナイロン袋を手渡されました。
中を覗くと異なるタッパが二つと、小さなドリンクの瓶が・・・
茄の煮付けと野菜サラダ、それにドレッシングを瓶に詰めたものでした。
 

お客様の心使いに胸を熱くしましたが、そればかりか、「トマトも食べる?車にあるから持ってくるから・・・」と言って、分けてくださいましてね~
普通の常識からすれば馴染めない関係かもしれないが、私のために、わざわざ持って来てくださったかと思うと恐縮でなりません。
だって、店でお買い物をしていただき、お客様から利益をいただいているのに、どうしてここまで心を使ってくださるのでしょう。
不思議に感じますが、そのことよりも、お客様の信頼を裏切ってはならないと責任のようなものを抱かずにはいられません。
実を申しますと、店作りの究極は、お客様と心が通い合う家族のような関係でありたいと思うところがあります。
それは利益とは別の世界に存在していて、お互いの存在を認め合う人間関係の中に宿るものでしょう。
言葉でうまく表現できませんが、一緒に幸せになりたい。そんな単純なものかもしれません。
これまで私は、温かな心を沢山いただいて育てられて来た男です。
それだけに、この仕事でお返しをしなければなりません。
とても難しいことですが、そのことを頭に置いてお客様と関わりを持ることが出来たなら、どんなに幸せなことか・・・
その意味でも、お客様の心使いに幸せを気持ちを味わった出来事でした。
ありがとうございました。
早速今晩のおかずにさせていただきます。
おしゃれな着物をご紹介することができませんでしたが、これで終わらせていただきます。
では、お休みなさい。

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