厳しい現実の中で夢を託したい道

 雪が降ったり止んだりの一日でしたが出来上がった情報紙を手にお客様回り。
天気が晴れていた訳でもないのに、今年初めての外回りとあって気分転換をはかれた気が致します。
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見てくださいこの冬の風景。
店から車で20分近く山側に向かった地域になりますが贅沢なスポットでしょ・・・
ビルが立ち並ぶ都会暮らしの方には癒されるものがあるかもしれませんね。
この地域のは故郷の香がいっぱい残されていますが、着物の生活になると難しいところがあるのも否めません。
仕事のことを考えると、雪が降らない地域の方を羨ましく思いますが、こればかりは受け入れるしかありません。
とことで、この雪にも慣れて、お正月気分から目が覚めたのか、徐々にい客様が動き始めた感じが致します。
しかし初売りの取り上げている紬ウールは、私の思惑通りには事が進みません。

きもの初心者との出逢いを狙いとしていましたが、手にされるお客様はきもの愛好家の常連さんに限られていて、新しい出逢いを作り出すものではありませんでした。
ここが悩ましいところで、ウールの認知度の低さを感じておりますが、きもの愛好家のすそ野を広げる意味でも、なくてはならない商材です。
会期は明日までですが、こりずに、おしゃれな提案を工夫して行きたいと考えているところです。
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これからの店作りを考えた時に、比較的ニーズの高い商品を取り上げて競争の渦に飛びこむのも一つの戦略です。
しかし、資本力も機動力も乏しい店においては、他の店が取り上げていない商材で勝負するのも一つの生き方だと思っています。
どの道を選んでも簡単に物事が進む訳でもなく、覚悟と信念を持って、積み上げる努力が実を結ぶのではないでしょうか?
この画像のように一本道の先に未知との遭遇があると信じたいです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。