来る2月21日(土)・22日(日)に開催される銀座での展示会のお誘い

 早いもので一月も2/3が過ぎましたが調子は今一つ。
何が足りないかのかを日々あれこれ考えてしまいますが、お客様を引きつける努力が足りていないのかもしれません。
春に向けて新しい提案を見つけ出さなくてはなりませんが、限られた資源の中での魅力作りは知恵と想像力が要ります。
カレンダーを追いながらの作業に苦しんでいた時に、仕入れ先から届いた荷物の中に東京で開催される展示会の案内状が入っていました。
添えてあった展示会の案内状は一般の着物愛好家に向けてのものです。
DSC_0005hisinobikai.JPG
数年前から新しい販路を求めて参加させていただいている「ひしの美会」が主催するもので、今年も銀座中央区にある「銀座フェニックスホール」で2月21日(土)・22日(日)の二日間に渡り開催されます。
是非この会を関東方面にお住まいの方に案内させていただきたいと思います。

単純に考えると、お取引のない方にご案内を入れることについては、道理が合わない感じがしますが、ブログやオンラインショップから店との繋がりを持つ方が増えていて、この現実をネットからアナログの世界に移し替えることができないかと考えてのことです。
その一歩を会場でお会いしてお話を交わすことから始まられないかと思い、ここにご案内を入れさせていただきました。
DSC_0004hisinomikai.JPG
会場には着物や帯で埋め尽くされています。
見聞を広める意味でもご覧いただけたらと思っていますが、決してお客様に負担をかけるものではありません。
私の想いは、着物好きな方と出会いを通して、少しでも店との距離を縮めることができたらと考えるもので、新しい道を探るステップになればと思っています。
どうか私の気持ちをお汲み取りいただき 興味をお持ちであれば連絡ください。
店からご案内状を送らせていただきます。
他にも、着物や帯のシミ落としや仕立直しなどがあれば気軽に相談してみてください。
専門家としてアドバイスができるかと思います。
少し話は変わりますが、お客様から信頼を得ることって簡単なことではありません。
高価な商品を取り扱っていることもありますが、着物が生活から離れてしまって、着物コーディネートやTPOも分からない方が多く、何を根拠にして物の価値を判断したらいいのかが掴みにくくなっているからです。
ここに呉服店さんとの交わりにくい溝が存在している気がします。
この溝を変えていく努力をしないと、着物の発展が望めない気がしてなりません。
そこで私たち小売店の立場から何ができるかですが、これがとても難しくて頭を痛めます。
私が思うには、コミュニケーションから物事が始まるのではないでしょうか?
着物愛好家の方からずれば、相性の合う専門店さんとの出会いが難しくなっているのかもしれませんが、踏み出して、話をすることから感じることがたくさんあるように思います。
新しい出会いを求める店があって、相性の合う店を探す着物愛好家がいる。
もしかして、東京の地で心が通う出会いがあったとしたら、お互いにハッピーではないでしょうか?
現実はそんなに甘くはありませんが、一筋の光がある限りは、これかも東京での展示会を呼びかけたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。