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草木や田畑はこの雨をとても喜んでいるいることでしょう。
午前中から降り始めた雨は時折雨足を早め、「一息付きなさい」と、言わんばかりに勢いを止めようとします。
「しょうがない、こんな日もあるさ・・・」。
もう一人の自分が呟くと、張り詰めたものが打ち付ける雨音に消され、その中を通り抜ける風が忘れていた風情へと誘います。
ここに、夏のおしゃれを凝縮した街着をコーディネートしてみました。
薄物の紬に乗り物が刺繍された模様の帯です。
もしも、このような着物が手元にあったら、貴女は何処にお出かけになられますか?
そのような問いかけをしたくなるコーディネートだと思いますが、とても珍しい帯だけに、旅のお供に活用されると面白いでしょうね~
例えば海外を旅行される折に、このような着こなしで文化遺産を見て歩いたら絵になるでしょうね。
私だったらヨーロッパがいいな~
それが叶わないのなら、夏の軽井沢とか、北海道などもお似合いではないでしょうか?

いきなり訳の分からないことを書いていますが、これまでの和装の装いを打ち破った模様の帯だけに想像が広がります。
というのも、こちらの帯には「バカンス」という柄のネーミングが付いていましてね~
新しい感覚のおしゃれを提案したくて揃えた品ですが、ご理解を得られなくて苦労しております。
なのに、私が目指したい和装の世界観があって、どこから着物愛好家の心を動かしたらいいのかが分からなくて、こしてネットでよく似た価値観をの方を探しているのが現状です。
今の和装業界に新しい風が求まられていることを感じているだけに、固定観念にとらわれないようにしていますが、なかなかその糸口が見つかりません。
結果を急いではなりませんが、もっと努力をしなさいと無言の言葉をいただいていると信じて、「ふくしまワールド」を築き上げれたらと思っています。
亡き妻のあきれていると思いますが、これが私流。
湿った心にパワーを送り込んで今日を閉じることとします。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






