撫松庵の「紺地の絞り柄と猫の足跡」に隠された魅力・そして面白いかんざし

 7月だというのに、今年の5月じぶんの方が暑かったのではないでしょうか?
北陸地方は降水量も少なく涼しいとなれば、本来なら喜ぶべきことかもしれませんが、素直に受け入れられないところがあります。
季節商品に盛り上がりというものが薄らいでいて、なかなかリズムに乗れません。
そのようなことを呟きながらの投稿です。
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今日は撫松庵のセオアルファ(新合繊)素材のプレタ浴衣をコーディネートしてみました。
撫松庵というメーカーは個性的な色使いや模様が多い中で、この浴衣は濃紺に絞り柄で古典的な香りを伝えています。
面白いのは猫の足跡のようなものが入っている点で、風変りな取り合わせの浴衣ではないでしょうか?
このような書き出しから始まりましたが、実は見逃しがちな模様が描かれておりましてね~
お判りになりますか?

画像を大きくしたものを準備したので、もう一度ご覧になってみてください。
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そうです。黒猫が潜んでいるんですね~
紺地の上に黒猫がいることから目立tちませんが、この遊び心が面白いでしょ・・・
帯を水色であわせ、紺のトンボ玉帯留めでアクセントをつけてみました。
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仮にこの浴衣を目にしたとき、「古典柄の浴衣かと思ったら猫がいる・・・!」
そんな驚きがあるかと思いますが、猫好きな方には充分楽しんでいただけるのではないでしょうか?
お値段は、プレタ浴衣・・・税込¥37,800 (セオα/ポリエステル100%)
撫松庵リバーシブル浴衣帯・・・税込¥10,584 (ポリエステル100%)
着物と帯の2点のコーディネート価格は、¥48,384となります。
もしろいといえば、これからご紹介させていただく「かんざし」です。
まず先に映像から・・・
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4≫ おしゃれかんざし 「二葉アート(金)」 品番/H-15070401・・・¥4,104
               大きさ:巾2,5×長さ14,5㎝×2本
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スリムで長めの櫛が2本組になった珍しいタイプのかんざしです。
金で格子柄に彩られた櫛の先のわずかな模様がとても個性的で、髪のアートを創りだす面白さに酔いしれることでしょう。
訪問着や附下、小紋や紬など、おしゃれな装いに添えていただけるとセンスが輝くのでは・・・
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そしてこちらが同じタイプの「銀バージョン」
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この二本の櫛のコンビネーションは、キャンパスに絵を映しだすかのようにおしゃれを楽しむことがでしょう。
どうか想像の世界を広げておしゃれしてみてください。
これでカメラに収めた画像に言葉を添えることができました。
簡単に書いているかのように思われるかもしれませんが、いつも絞り出すように言葉を探しながら記事を書いていて、終わる頃には何も考えたくない心境になっています。
今日は言葉が見つからず、とても疲れました。
それではこれで閉店と致します。
お休みなさい。

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