博多織の細帯でおしゃれな初秋をコーディネートしてみました

 毎年浴衣帯でお世話になっている博多織の産地から、担当者が店を訪ねてくださいました。
九州から車を走らせ岐阜県の得意先を回ってから石川県に入ったとかで、気に留めていただけたことに感謝したいです。
担当者の話によれば、博多織の産地も全盛期に比べると織屋さんが1/10にまで激減したとか・・・
その意味でも販路拡大に並々ならぬ努力をしていらっしゃることが伺えます。
博多織の帯となると、近年は京都で博多織の展示会があった折に浴衣帯を選ぶ程度で、それ以外の帯を取り上げることがほとんどありません。
そこで、お持ちになられた帯を拝見することに・・・
沢山の商品を見せていただいて新しい発見があったように思います。
そこで今日は、分けていただいた細帯で秋の単衣をコーディネートしてみたのでご覧ください。
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細帯となると気軽な外出着。
着物は季節を彩るグレー地の紅葉柄に細帯で初秋を演出してみました。
合わせた帯は、白地に太い墨色のラインが入り、その中に菊を図案化した細帯です。

装いの切れ味がいいでしょ・・・
暑さが残る季節には着物の色合いも薄地が適当かと思いますが、甘いムードの着物地を3本の濃いラインが気持ちよく引き締めてくれています。
それ装いは風を通すかのようで、おしゃれ感が引き出されていると思いませんか?
加えて魅力を感じるのは帯地の風合いです。
ここでは手に触れることができないので、私なりの言葉を添えてみたいと思います。
そうめんを箸に取ると、麺のしなやかさと艶(つや)を感じるかと思いますが、そのような柔らかさと、こしの強さが秘められた、なめらかなシルクの高級感が指先に伝わる帯です。
一度締めると、ゆるみが起きない帯だと思います。
そして帯の長さが450㎝あり、浴衣帯の長さ380㎝と比較しても長いことがお判りいただけるかと思いますが、いろんな帯結びで楽しむことが可能となるのも嬉しい点ではないでしょうか?
それにもう一つ嬉しいご褒美が付いていることです。
それは反対の面に全く違った色と柄が備えられていることです。
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こちらが反対の面を使ってコーディネートしたものですが、秋の深まりと共に装いの表情を変えてみるのもおしゃれかと思っています。
つまり、二面性を持ったリバーシブルの細帯なんですね~
なかなか質のいい細帯が少ない中で、この帯は優れものの帯と言っても言い過ぎではありません。
とても気に入りました。
担当者も話されていましたが、博多帯の売りはなんといっても「締め心地」。
他にも魅力的な名古屋帯や袋帯があり、折をみて博多帯を店で紹介してみようかと考えているところです。
こうして私は外部から刺激を受けて秋へのプロローグへと導かれていますが、まだ焦点が合っているとは言えません。
しかし、訪れる秋をどのようにしてメッセージを送り出そうかと、眠る秋が騒ぎ始めていことだけは確かなようです。
「今から、これから」。
多くの仕入れ先の商品を目にして、新鮮な秋を作り上げることができればと思っています。
どうか楽しみにしていてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。
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