秋の着物の装いとタペストリーのコラボから秋を語る・そして銀座での展示会のご案内

 どんよりした曇り空でお客様も少なくて、気持ちが乗らない一日。
消費が鈍い8月だと割り切ればいいのですが、パワーまで吸い取られてしまってはなりません。
重たい体をムチ打つようにして、模様替えに気持ちを向ける私でした。
高校野球も今日で終わり、きもの雑誌の秋号も発売となる頃になり、次第に私たちの心は秋へと引き寄せられてまいります。
皆さんは日本の四季をどのように捉えていらっしいますか?
知性に乏しい私ではありますが、春は「芽生え」、夏は「バカンス」、秋は「郷愁」、そして冬は「嵐」、そんな感じでイメージしております。
これも、北陸の地で生活していることと関係を持っているのでしょうが、四季の中で秋が最も自然の豊かさを感じさせてくれるのではないでしょうか?
そのような気持ちを売り場に反映することができたなら、訪れるお客様も心を落ち着かせることができることでしょう。
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ここに秋をイメージしたディスプレーを作ってみました。
着物とタペストリーのコラボですが、秋の静けさの中に気品のある着こなしを想像していただけるのではないでしょうか?
着物は霞ボカシが入った単衣用の無地感の小紋で、格調にある袋帯でセミフォーマル的な装いに仕上げたものです。
その背後から月を見上げる兎。

季節は自然が色付き始めた紅葉のをイメージするものです。
すべてが秋を伝えるもので、訪れる秋に吸い込まれていただければと思っております。
私の自己満足に過ぎませんが、秋は収穫の秋でもあります。
着物で自然の中に身を置きながらも、美味しい食文化を味わってみるのも乙な過ごし方で、訪れる秋を心豊かにして着物でお過ごしいただけばと考えております。
その折には是非とも私の店をご指名していただければ幸せに思いますが、秋の先駆けに東京にて着物と帯の展示会が開催されます。
会場は銀座3丁目にある「銀座フェニックスホール」で、都内やその近郊にお住まいの方で、ご利用いただけるものであればご案内をさせていただきたいと考えております。
この展示会は東京の仕入れ先が主催するもので、ネットから関東圏の方と繋がりを持つ機会が増えていることから参加させていただいたものです。
期日は9月5日(土)と6日(日)の二日間ですが、この会にご興味があればご案内状を送らせていただきたいと思っております。
私の想いは、このような機会に出会いを持ってみたいというのが本音で、どうか堅苦しく思わないで利用してみてください。
これも新しい店作りにあり方かと考えているしだいです。
数日前に、この展示会のことを書いた記事を添付してみたので参考にしてください。
8月も残り10日間余りとなりました。
夏のバカンスというイメージが強いだけに、照り付ける陽射しが残り少なくなるかと考えると、どことなく寂しさを感じるところがあります。
振り向いても戻らない時間。
訪れる時間と向き合いながら新しい道に秋を呼び込まないといけませんね。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。
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