秋の第一歩は「秋の風呂敷展」から・そして「60歳定年を考える」

 温泉に入って体を休めることも一つの気分転換かと思いますが、その満足度は実際に温泉に入ってみないと味わえないもの。
頭で想像したものと、露天風呂に身を入れた時の解放感というものは次元がまったく違うものです。
それと同じで、訪れる秋をイメージしながら店作りを考えていますが、涼しい風や秋の虫の音に包まれないと湧き上がる秋を感じ取れないんだな~
そんな言い訳が通るビジネス社会ではないのに、次の一手を見つけられなくて焦り始めています。
そして、店の強みでもある風呂敷を秋一番の店作りのテーマとして「秋の風呂敷展」を開催することにしました。
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こちらの映像は90㎝幅の風呂敷柄ですが、何の模様がお判りになりますか?
「いせ辰」というメーカーから出されている品で「目出度い」(目で鯛)という柄なんですよ。
お目出度い出来事があったときにお使いになられてもいいですし、贈り物として使われても喜んでいただけるように思います。

綿素材で1944円の品ですが、いろんな模様と大きさを揃えているので、新しい発見があるのではないでしょうか?
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こちらは綿素材の織の風呂敷で「花兎」という柄です。
今年新しく揃えた小振りサイズの巾60㎝の大きさですが、意外とこの大きさの風呂敷が少ないかと思います。
生地が丈夫で、小さいものを包むにに便利かと考えていますが、反対に大風呂敷も幾種類の揃えているので、奥深い風呂敷の魅力に触れていただけると嬉しく思います。
9月に始めには「秋の風呂敷展」という看板を立てて、道行く人たちにアピールしたいと考えているところです。
今日も午後から娘たちが遊びに来ていて、記事の画像をアップしてみると孫の写真が写っていましてね~
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ついでにアップしてみました。
少しずつ大きくなっていて、会話ができる日を楽しみにしている私ではありますが、彼女たちが来ると仕事に集中できなくてね~
この子たちがいずれスマホーを持はじめ、そして化粧をして女性として輝くのかと思うと不思議な気持ちになるものです。
おそらく親をハラハラドキドキさせるんでしょうね~
それまで現役としてこの仕事に関わって、彼女たちの成長を見守っていたいと思いますが、昨日のことです。
京都の仕入れ先が店に来ていて、その担当者が会社から定年の告知を受けたことを寂しく語っていました。
封筒のいろんな手続きの書類が詰まられていて儚さを感じたそうですが、これがサラリーマンの宿命なんでしょうね~
これからは1年ごとの契約社員のような扱いとなるみたいで、これまで42年間積み上げてきたものは何だったのかと、その人生を振り返っていました。
人のよって今の仕事から解放されて肩の荷が下りたと思われる人もいるでしょうが、彼は違った見方をしていたのではないでしょうか?
能力が有る無しにかかわらず、社会の決まりきった方程式のようなもので、線を引かれるところに納得できなかったのでしょう。
言葉を変えるならば、会社の戦力として価値がないと判断されたかのように思えたのかもしれないが、その真意は想像の世界でしかありません。
しかし、高齢化の社会の中で、単に60歳という年齢で社会の見方が変わるのはいかがなものかと思うところがあります。
今の60歳という年齢はまだまだ仕事ができますし、体力と精神力を持ち合わせているように思えてなりません。
また、残りの人生を考えた時、大きなハンディーを背負って生きなければならないかと思うと、気力をはぎ取られた気持ちにもなります。
仕事をしたい人にとっては儚い社会としか思えないのかもしれませんね。
私はサラリーマンではないので客観的にしか視れませんが、もう少し違った仕組みが今の社会に求められているのではないでしょうか?
みんな同じでなくてもいいのにね。
違う機会に「この60歳」というものに触れてみたいと思います。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。