♥ この3日間、10月23日から開催する「神無月の会」の販促物作りに明け暮れていました。
そして、どうにか閉店間際に構成を終えることができたのですが、奥の部屋で大の字になって30分近く目を閉じて考え込む時間がありました。
こちらができあがった原稿ですが、どこから見ても綺麗な案内状といえるものではありません。
むしろ瓦版で想像を掻き立てる写真もなければ目玉商品もなくてこれでいいのだろうかと思っています。
自分の中にこれまでと違った問いかけができないものかと考えるところがあり、その想いが文字になってしまったのですが、見難くはないだろうか?
伝えたいことが伝わるだろうか?
そんなことを自問自答しながら、何度も作りたての原稿に目を通していると、気になるところがあり見つかって投稿後に一部手直しすることにしました。
ハイテクとは無縁の作り方ですが、これが私の店の案内状です。
世の中がどんなに便利になって、会が不振に終わっても、この作り方を変えることがありません。
なのに出来上がると、いつもこれでいいのかと問いかける自分がいて不安が消えることがありません。
成果を上げられないことが背景にあるから、何度も何度も自分に問いかけるのだと思います。
私はこの店のことを深く理解していただくために新聞の折込でも配布していて、店との距離感を縮める努力しています。
顔が見えない人たちに情報を出す目的は、和装に興味を持って欲しいと思う願いと、他店とは違った店作りで着物コーディネートにこだわる店であることを知っていただきたいと思ってのことです。
なので、商品を売ることに軸足を置くのではなくて、気軽に相談をいただける関係を築くための情報にこだわりを持っています。
これはお客様の関係においても同じです。
だから、いろんな情報を伝えたくて文字が多くなってしまうんですね~
明日一日かけて、もう少し手直しをたいと考えていますが、峠を越えることができて今はホットしています。
今日も楽しい情報をお伝えすることができなくてごめんなさい。
これで記事を終わらせいただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






