♥ 「15万円までの着物や帯の会」は残すところあと一日となり、納得のいく成果を収めているとはいえません。
現実の厳しさを味わっていますが、これが今の実力なのでしょう。
店の性格を理解していただくためにも、焦らずにお客様と優しい関係が築けることができればと考えているところです。
明日が会の最終日ということで、今日もコーディネート提案をしてみることと致します。
ごく一般的な中高年向きの小紋をコーディネートしてみました。
お茶着などの習い事している方などには、無理なく受け入れていただけそうな着物かと思いますが、唐織(からおり)の九寸名古屋帯で組み合わせたものです。
普通は白っぽい帯や黒っぽい帯で装いを整えるのではないかと思いますが、からし色にグリーンが入った横菱文様で装いに味を出してみました。
古典柄でありながら個性を引き出せたのではないかと思います。
そして帯〆には暖色系の色を使い、帯揚げには淡いグリーン系に帯〆の色に近い色が入ったボカシ染めでまとめてみました。
一つの装いが色を補いつつ、格式を失わずに美しいさを表現することができたかと思います。
色合いの好みもあるでしょうが素敵な装いです。
そして、寒さが増し始めたころでもあるので、このコーディネートに羽織を加えてみました。
時雨始めた季節でもあり、羽織の色合いは、色に厚みがあったほうがシックリくるように思ったもので、チョコレートブラウンの地色に更紗柄のような小紋柄を乗せてみました。
これを長羽織にされると正統派の着物もおしゃれ感が増すことでしょう。
羽織は小紋柄の長着から見立てたものです。
感謝セールの期間は明日で終わりとなりますが、セール価格をお伝えさせてさせていただきます。
【薄地の小紋】・・・¥226.800 ⇒ ¥113.400
【唐織九寸名古屋帯】・・・¥97.200 ⇒ ¥64.800
【羽織(小紋の長着)・・・¥108.000 ⇒ ¥54.000
【帯〆】・・・¥10.800 ⇒ ¥8.640
【帯揚げ】・・・¥15.120 ⇒ ¥12.096
次はクリスマスを匂わせるおしゃれな着物コーディネートを紹介してみます。
着物は以前に紹介させていただいたことがありますが、オフホワイト系の色に楽器柄を刺繍した小紋です。
お酒と音楽で酔いしれる素敵なひと時をイメージしてコーディネートを考えたものですが、その場が目の前に迫るクリスマスだとしたら・・・
そんなことを想像しながら帯を組み合わせてみました。
深い墨色に銀糸でブドウ柄を表現した袋帯とのコラボです。
ブドウといえばワインへと繋がり、銀世界は降る雪をイメージさせるものがあり、こちらの帯を選択してみました。
想像してみてください。
この装いでクリスマスパーティーの席にいたとしたら、着物や帯にサンタさんやツリーがなくても おしゃれなクリスマスバージョンの装いとして受け入れられるものがあるのではないでしょうか?
着物柄の楽器から奏でる音楽はクリスマスソングになることでしょう・・・
となれば、飲み干したワインで心も躍るのでは・・・?
勝手な解釈と自己満足の世界かもしれませんが、貴女を輝かせてくれるエレガンスなコーディネートかと思います。
些細なことかと思いますが、こちらの装いに帯〆の房を帯にある紫で色を合わせてみました。
解釈によってはおしゃれな忘年会をイメージしてみるのも、このコーディネートの面白さかと思っています。
少し無理があったかもしれませんが参考にしていてください。
【楽器柄の小紋】・・・¥162.000 ⇒ ¥136.080
【ブドウ柄の袋帯】・・・¥151.200 ⇒ ¥69.120
明日までの感謝価格となりますが、残された一日にベストを尽くしてみたいと考え紹介させていただきました。
そしてお客様からつき立てのお餅の差し入れがありました。
おはぎときな粉餅です。
いつも店の催事になると笹寿司や赤飯などを作って持って来てくださる方で 有り難く思っています。
子どもたちを呼んで分けましたが、おはぎのアンコが美味しくてね~
ご馳走様でした。
それではこれにて・・・
お休みなさい。