ベージュ地の草木染紬無地をダークな更紗柄の染帯で大人の女性を演出してみました

♥ そんなに忙しい日ではなかったもので、ようやく重い腰を上げて1月号の情報紙を作り始めたのですが、紙面に載せたい情報が見つからず、なんとなく一日が過ぎてしまいました。

物事を考え、具体的な形にして実行するという一連の作業って、水が流れるような訳には行かず骨が折れるものです。

そこには行動に移し、次に進みたいという想いがあるからで、情報や商品を集めて構想を組み立てる訳ですが、気持ちを集中するまでに時間がかかってしまって、時間を無駄使いしていることに無力さを感じずにはいられません。

そして、現在開催しているお雛さま展が終われば次なる店作りが必要です。

創意工夫が求められていることを受け止めながらも飽きのこない店を作るためにはどうしたらいいのかを考える一日ではなかったかと思います。

「いつもいっしょでは面白くないんだな~」

ここに水が流れない原因がありますが、さて、どうしょう・・・

気持ちを切り替えて、今日はなにげない普段着の装いを紹介してみたいと思います。

DSC_0001osilyarenakimonoko-dhine-to-8.JPG草木染のベージュ系の紬無地にダークな色の染帯を組み合わせてみました。

味のある大人の装いかと思っていますが、魅力的な女性を想像することができます。

静かな心を持ち、控えめな立ち振る舞いが似合う着こなしかと思うところがありますが、紬地がベージュということもあり、お顔映りが柔らかくなるのではないでしょうか?

若い人からシルバー層まで、かなり年代層が広がる装いで、染帯が着る人の味を引き出すコーディネートかと思います。

DSC_0002osilyarenakimonoko-dhine-to-10.JPG合わせた帯は全通(ぜんつう)といって、帯地全部に模様が染められていて、お太鼓や腹の部分の柄出しに気を遣わなくても締められる帯です。

したがってふくよかな方でも気楽に締まられますし、古典的な更紗柄でもあることも流行に左右されない安心感があるのではないでしょうか?

紬以外にも小紋や色無地にお締めいただけるおしゃれな染帯かと思っています。

最後の仕上げとなる帯〆帯揚げは年代層に合わせて色を挿していただければと思いますが、使う色に少し濁りがあるとおしゃれ感が増すことでしょう。

お正月の外出着として長羽織と組み合わせると素敵でしょうね~

それでは今日はこれにて・・・

お休みなさい。