日中は気持ちのいいお天気でした。
二人の孫も店に来ていて外で遊ぶ時間があり穏やかな春を感じるひと時でしたが、私の体調が優れなくて投稿が少し憂うつになっているところです。
春商戦へと望めなくてはならないのに仕事も中途半端に終わってしまって後悔が残る一日だったかもしれません。
今日は石川県和装振興会がお世話させていただいている「十三詣り」の行事と参加者の呼び掛けをさせていただきたいと思います。
まずはこちらのポスターから・・・
この十三詣りは京都・嵯峨の法輪寺を初め、奈良の弘仁寺、東京の浅草寺など各地で行われていますが、10数年前は石川県内に十三詣りを行なうところがなくて、私の仲間である石川県和装振興会が金沢市の珠姫の寺としても知られてる天徳院さんに働きかけて始まった行事です。
確か今年で12・3回目の十三詣りになろうかと思いますが、石川県に根付いたといってもPRが不足していて石川県の十三詣りを知らない人が多くてね~
会の理事をしていることもあり、この場を借りて募集をさせていただきたいと思います。
そもそも十三詣りは、旧暦の3月13日に数え年で13歳になった子供が、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を祀る(まつる)寺に参詣し、福徳や知恵を授かる行事です。
現在では月遅れの4月13日に行うことが多いようですが、虚空蔵菩薩にはこれから授かる霊力があるとされていて、十三詣りを「知恵もらい」ともいいます。
石川県の十三詣りは毎年3月の末日の日曜日に行われていて、今年は3月27日(日)に行われます。
私もお世話ががりとして伺いますが、この行事が厳粛で感動させられるんですね~
お詣りにこられたお子様には始まる前に好きな一文字を筆で書いてもらって、それを祈願させていただくわけですが、その様子に寄り添う家族が暖かな目で見守る光景を見ると幸せな家庭が見えてまいります。
それに、女の子は着物姿が多く、本人にとってはなにもかもが初めての体験とあって、緊張の度合いがマックスって感じがとても新鮮なんですね~
中には男の子で黒紋付きに袴姿の方のいらっしゃって、日本の文化を尊ぶ姿勢に心を打たれることもあります。
対象者はこの春小学校を卒業された方になりますが、姉妹でお越しになられる方もいて、色とりどりの着物姿に目を細めて拝見させていただいているしだいです。
当日は学生服でもかまいませんので、是非お詣りされてみてください。
詳しいことは天徳院(☎076-231-4484)か、石川県和装振興会事務局(076-237-5015)、または当店(076-272-2940)にてお尋ねになってみてください。
いい記念になると思いますよ・・・
さて、ここ数日間でティシュペーパーの箱をひと箱空にしましたが、今度は昨日から歯の痛みがあって食事が思うように取れません。
明日、予約が取れた歯医者さんに向かうつもりですが、どこであっても痛みが走るというのはテンションが下がるものです。
そうした中で情報紙「あ・うん」を作っていて、春の売り場作りまで目が届いておりません。
春の訪れと共に人が動き始めていて焦る私ですが、とにもかくにも販促物を揃えておかないと江戸小紋展の開催まで時間がないだけに気持ちが休まりません。
日々いろんなことが起きますが、雨にも負けず風にも負けず踏み出すことを忘れないようにしたいと思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






