今月22日から開催する「江戸小紋展」が近づいてまいりましたが、江戸小紋の魅力をもっともっとお伝えしたくて、着物で遊ぶ一日を江戸小紋で考えてみました。
ご覧ください。
今日はかねてから友達と約束していた上方落語を聞く日で、終わってから美味しいものを食べに行きたいといっていたから、思い切って遊びモードで楽しい一日を過ごすことに・・・
となればやっぱり着物かな~
そんなことを思い浮かべながらラフな装いを江戸小紋でコーディネート。
水色の江戸小紋立涌く(たてわく)柄を紬地の染帯で組み合わせ、途中で買い物をすることを考えて少し大きめのバックを手にすることに・・・
帯は鹿の子柄と更紗柄が横段になった明るめのもので。
帯〆帯揚げもカジュアルな雰囲気がまとめてみめした。
なかなかおしゃでしょ・・・
長襦袢もカジッアル感のあるもので・・・
半衿を江戸小紋半衿を使ってみました。
こちらが使った小物で帯揚げがダックス犬と足跡柄ってとてのユニークでしょう。
足元までコーディネートすることができませんが、これも江戸小紋だからなせる技で遊びの日らしい楽しい装いになったのではないかと思います。
それでは次に、この着物をお茶会の席などにふさわしいセミフォーマルの装いにコーディネートしてみます。
それがこちらの装いです。
塩瀬に刺繍と友禅で描いた古典柄の名古屋帯で組み合わせたものですが、格式と品が高まったのではないかと思います。
お太鼓柄の画像を大きくしたものですが、習い事にしか着物をお召しにならない方には、安心できるものがあるのではないでしょうか?
そして帯〆と帯揚げもフォーマル系の品で合わせて見ました。
当然長襦袢もおしゃれ襦袢ではなくて、フォーマル系の品になることから、優しい色合いのもので合わせてみました。
このように江戸小紋は帯や小物の合わせ方で表情が変わる着物で、一枚持っているとTPOに合わせて楽しむことができる着物です。
22日から開催する江戸小紋展では、染めの実演だけでなくコーディネートにもこだわりを持ってアドバイスさせていただきたいと考えているので、是非とも時間を作られて足をお運びいただけますことを願っております。
なんだかまとまりのない記事になりましたが、今日は早く店を閉めて息抜きをすることにました。
では再び明日お会い致しましょう。
さようなら。