ツイッターをたまに覗くと、若い年代層が洋服では味わえないポップな模様や斬新な着こなしを好んで着装している映像を目にいたします。
レトロモダンという感じで、自己主張の強い着こなしといえるかもしれませんが、きもの専門店さんと交わりを持たない独特の世界観があって馴染めない部分があります。
一方で観光地では着物がもてはやされ、観光で来られた外国人がレンタル着物で日本文化を楽しむ姿を見かけるようになっています。
しかし、ここにもきもの専門店さんと交わらない関係があるのではないでしょうか?
いずれも、単純にきものを楽しく着たいと思う人たちで、無視できない時代が来ているように思っております。
そんな視点から私の店も個性的な商品を揃えるようにしておりますが、素材や染め方の違う品だけに価格帯で歩み寄れないところがあり、若い人たちと接点を持てないところに苦労するものがあります。
そこで今日はあまりスポットが当たることがない遊びの帯揚げで勝負してみたいと思います。
と言いながらも少しチャンネルが違うのかもしれませんが、正絹で動物の足跡を模様にした小紋帯揚げです。
色を4色並べた映像ですが、なかなか面白いでしょ・・・
猫や犬好きの方には魅力を感じるものがあるのではないでしょうか?
そしてこちらは昨日も紹介したワンちゃんの帯揚げです。
こうして並べて写真を撮るとアート的な文様に見えて実におしゃれな感じがいたします。
二種類とも小紋や紬などのカジュアルな装いに合わせるもので、他では見かけない帯揚げではないかと思っております。
専門家のアドバイスがないとコーディネートが難しいかもしれませんが、このような帯揚げも取り扱いがあることを記憶に留めておいてください。
ちなみにお値段は税込14,040円の品となります。
帯揚げにこだわる方はそんなに多くないかと思いますが、チラリと色や柄が見えるところに価値があると考えれば、遊びの世界も一段と広がるのでは・・・
ところで春が来たというのに来店客がなかなか伸びてくれません。
この店に何かが足りないからだと考えると、それが何なのかが判らないだけに頭が重たくなります。
努力が知恵が足りていないのかもしれませんね。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






