今年一番の浴衣地を竺仙さんの「絹紅梅小紋」で夏着物として提案・その心は・・・

 春の到来と共に水面下では注文を入れていた夏物が届き始めていて、夏商戦の準備を考えなくてはならない時が来ました。

夏物といっても私の店は浴衣を核として店作りに特化していて、大型ショッピングセンターや異業種が浴衣市場を狙って参入する中で、他店との違いをどのような切り口で見つけ出すかが鍵となると考えています。

そのことを頭に置きながら、商品の質にこだわり大人の魅力が伝えられる店作りを選択し、浴衣を中心として小洒落た夏の装いが叶う品揃えをしてみました。

この夏の新作は、一部の品しか入荷していませんが、手始めに本日届いた竺仙さんの浴衣地から夏をコーディネートしてみたのでご覧ください。

DSC_0009 (1)kinukoubainoyukatawoko-dhine-to.JPGそれがこちらの組み合わせです。

水色の着物地は竺仙さんの絹紅梅小紋というもので、絹糸をベースに綿で小格子に織った素材に単色で染付をした、夏着物にもなる着物に麻八寸帯でコーディネートしたものです。

とても軽くてしなやかな風合いを持った品で、半巾の浴衣帯を合わせると浴衣として着こなせる、こだわりの品といえるものです。

DSC_0015kinukoubaiyukatawoko-dhine-to.JPG若い年代層を意識して格子柄の麻帯でガジュアル感を表現してみましたが、他にもさまざまな夏帯でおしゃれを楽しむことができる着物かと思っています。

涼しさと品の良さを持ち合わせえた爽やかさに惹きつけられて用意してみました。

素材に絹を85%使っていることから、お値段は税込95,040円と浴衣地の中では高価な品になりますが、夏着物と考えればリーズナブルな価格帯かと考えております。

他にも今年の1・2月にセレクトしたこだわりの浴衣が揃います。

江戸小紋展が目の前に控えていて、そのことに頭がいっぱいになっていますが、次々と夏物が入荷すると、にわかに気ぜわしさも増し始めます。

景気が低迷する中で、消費者はどのように動くのかが気になりますが、着物の専門家として納得できる品を提案しつつ、大人に魅力に迫ってみたいと思っています。

どうか楽しみにしていてください。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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