京都に入り仕入れ先を回って歩きましたが、予想していたとおり同業者は少なく、休んでいる会社もあったりして、賑わいとはほど遠いものがありました。
また、京都駅も人の流れはまばらで、「祭りの後の静けさ」という感じがしました。
ゴールデンウィークの反動なのかもしれないが、電車も空席が目立ち本格的に人が動き出すのは週が明けた月曜日からかもしれませんね。
さて、仕入れ先へお邪魔しては、3・4月の春先の商品の動きを聞かせていただくと、消費の失速感を味わっている先が多く、商売への意欲に陰りが見始めていることを心配している様子でした。
観光地に商品を卸している和雑貨のメーカーさんなどは、国内の観光客の財布の紐が固く、一方で海外の観光客の消費がよいことから、ターゲットを海外観光客へと目を向けて商品を絞り込んでいる話をしながらも、ヒット商品を見つけ出せない現状に苦しんでいましたが、これらの話はダイレフトに私の仕事に関わってくる問題です。
見方を変えれば、物が動かないから新しいものを作れない、または、何を作ったらいいのか分からないというのが仕入れ先の本音で、毎年この時期に下駄を分けていただく仕入れ先では、商品量が数年前の3割から4割減になっていて、市場の冷え込みを警戒していることが見て取れました。
そのような現状を毎月見ていて、安易な考え方で店作りができない状況にあることを身を持って感じております。
つまり、新しい商品が発表されたときにリスクを抱えないと、活気付いた需要期に仕入れ先にこだわりを持つ品がないということです。
今回別件で注文をいただいて藍染の麻のれんを探したのですが、これからのシーズンの商品なのに、海外で作られた安価な大衆品はあるのですが、こだわりの国産品がどこにもありませんでした。
他にも着物で、ある商品の見立てを頼まれているのですが、これも大量生産させた品は山のようにあっても、手描きでこだわりのある品を染めている先が激減していて、ご相談に応えられるのかを心配しているところです。
この業界に長い間身を置いていますが、この10年あまりの間に随分様変わりしたものだと感じて戻ってまいりました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,166記事






