小雨が降り続く肌寒い一日になり、気候に合わない売場が物悲しく思えてくるものです。
一般的に5月10日過ぎになると裏地がない単衣物になりますが、今日のみたいな日は袷の装いがシックリくるのかもしれませんね。
5・6月は着物着装の際の着物選びの選択が難しい時期で、本などに書き記されたTOPの着こなし法を参考にしながらも、体感温度に合わせて過ごしやすい着物を着装することが一番。
洋服の世界と同じようにな着こなし方を考えていただければと思います。
では投稿です。
今日はマニアックな着物柄と帯でおしゃれな着物コーディネートを考えてみました。
着物は単衣用にもなる紬地に世界地図を染めた小紋で、帯は単衣から夏用に織られた素材にさまざまな乗り物を刺繍で描いたものを組み合わせてみました。
まさに世界を旅するコーディネートです。
ストリーがあって、おしゃれでしょ・・・
世界一周は出来なくても、着物の着こなしで世界を旅することができるなんて考えるだけでワクワクするものがあります。
インパクトがあり個性的な取り合せで、いやらしさもなく、大人の品の良さもあって魅力的なコーディネートかと思っています。
お知り合いが集まる場に着ていったら、間違いなく主役の座を射止めることでしょう・・・
腹はこのような感じで帯の刺繍柄が出てまいります。
面白さが十分に発揮されたオンリーワンの着こなしかと考えていますが、着物業界にこのような楽しい商品が増えると、着物に憧れを持つ人も増えるのではないのでしょうか?
古典柄とは違った和の装いに惹かれるものがありますが、まだまだ受け入れていただけない部分があって一人で楽しんでいる私です。
次にコーディネートしたのは男物の夏物です。
おしゃれな縞柄の夏お召しを夏用の単衣角帯で組み合わせたものです。
このように透けた織り方をしていて、手に取って紹介することが適いませんが、シャリ感のある風合いで爽やかさ感じていただける着物かと思っています。
こちらのコーディネートで特にお伝えっしたいことは角帯が夏物であることです。
夏物の代表的な「羅(ら)織」という織物で、裏地がつかない単衣で締められる帯なんですよ・・・
立てかけると光が通ることが判るかと思いますが、通気性に優れていて柔らかな風合いを持ち合わせた博多帯です。
意外とこのような夏用の角帯の存在を知らない方が多く、浴衣にも合わせていただけることから紹介させていただいた次第です。
男物って、女性物のようなおしゃれ感の表現が限られてきますが、せめて、素材にこだわれたら男気が上がるのではないでしょうか?
言葉が足りない男物のコーディネートでしたが、参考にしてみてください。
夜の深まりと共の肌寒さが寒さへと移り変わって来ています。
今夜は温かいものを口にしたいと思いますが、食材を考えるとラーメンになるのかも・・・
スタミナをつけることを考えて食卓を考えてみたいと思いますが、一人って寂しいものがありますね~
ではこれにて・・・
お休みなさい。