江戸小紋風の男物リバーシブル浴衣をコーディネート・「父の日に贈り物」にいかがですか?

  月末になると京都の仕入れ先が尋ねてくるのですが、今日は次から次へと担当者が店に来てくれて、その対応に店の奥は忙しい一日だったかもしれません。

夏に向かうにつれて正絹の着物需要が落ち込むだけに、6月の月初めの展示会に集客を図るための案内が主で、何処の担当者も熱心なお誘いをしてくださいます。

私としては夏物がスタートしたばかりで秋物のことまで頭が回りませんが、それにしても、気に留めてもらっていると思うと少し嬉しいものがあります。

京都の6月は秋物で熱くなるのではないでしょうか?

そんな予感が致します。

それ以外これといって変わったことはありませんでしたが、今月も残すところ4日間となりました。

店では6月からの浴衣まつりの準備に動き始めたところで、情報を外に出すことに知恵を絞っているところです。

そこで今日は父の日も近くなってきたことでもあり、男物浴衣を紹介してみたいと思います。

DSC_0016otokomoyukatawoko-dhine-to.JPG売場から取り出したのは、黒地にグリーンで柄を描き出した三勝さんのリバーシブル浴衣地です。

何がリバーシブルかと言いますと、両面が表地で、その裏側に違った模様が染めてある浴衣地のことをいいます。
お好みの模様を表にして仕立てを加えるだけのことで、仕立てがってから裏表を自由に使えるものではありません。

要するに、着ていると異なる模様が裏に染めてあって、ツラっと見えるおしゃれ感を楽しむ浴衣です。

映像は浴衣地に小格子柄の本筑角帯を合わせたもので、この角帯もリバーシブルなっています。

DSC_0011otokomonoyukatawoko-dhine-to.JPG例えば竹柄になって縞を表にして、墨色の方を表にして締めることもできます。

説明が長くなってしまいましたが、大人の浴衣って感じがするでしょ・・・

男物浴衣は年々模様も色も斬新なものが多く、目立つものが好まれる傾向にありますが、それとは一線を引いたシンプルな浴衣といえるかもしれません。

それなのに、隠れたおしゃれが秘められていて、飽きのこない浴衣といえるかもしれません。

このような浴衣を父の日に贈って差し上げたら、着物を愛する人には喜ばれるのではないでしょうか?

DSC_0018otokomonoyukatawoko-dhine-to.JPGお値段ですが、リバーシブル浴衣地が税込35,640円(綿100%)で、正絹リバーシブル角帯が34,560円(絹100%)となります。

他にも柄と色違いのものを用意していて、江戸小紋風の浴衣ではありますが、面白味があって悪くないと思うのですが・・・

女性物とは違って色も柄も地味ですが、品の良さは負けていないのでは・・・

言葉足らずのところがありますが、参考にされてみてください。

明日は馴染みにお客様からお抹茶を或るお寺さんで振る舞うので、遊びに来て欲しいと頼まれていまして、しばらく顔を覗いてこようかと思っています。

近くなもので、しばらく娘に店番をしてもらう予定ですが、先週の土曜日のように来客が多いと伺うことができないだけに心配しております。

お客様のお付き合いも大事、されど、訪ねてくださるお客様のお見立ても大事。

その時間だけ暇であって欲しいのですが・・・

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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