平成29年の干支柄にもなる「鳥の柄」が入ったおしゃれ袋帯・そして歌舞練場での顔見世ツアー

  風呂敷の講演を明日に控え、手伝ってもらうことになっている長女とお客様に店に来てもらって、私が作ったプログラムに沿って簡単なリハーサルをすることに。

そして、風呂敷の包み方の練習や、店から持ち出す備品や風呂敷のチエックをなどを済ませたのですが、何分にも初めて人前で話をすることもあって、正直自信がありません。

開き直って、風呂敷のPRと活用法に徹し、2時間という持ち時間を埋めたいと思っています。

今日はそのことで頭がいっぱいですが、新鮮な気持ちが持てて初心に戻れている気がします。

考えているように講演ができないかもしれないが、このような機会を与えてくださった依頼者に感謝したいです。

ところで、10月も数日で終わろうとしております。

過ぎる時間の速さにほんろうされていますが、これからは年末を見据えた店作りに焦点を合わせなければなりません。

そんな折に面白い鳥模様のおしゃれ袋が入ってまいりました。

来年は酉年でもあるので、その帯を紹介してみます。

DSC_0002osilyarefukuroobi.JPGそれがこちらの袋帯です。

これはフォーマルの着物に合わせるような金銀の華やかな帯とは違って、趣味性の高い袋帯になります。

このような雰囲気のものを業界用語で「しゃれ袋」と呼んでいて、華やかさよりも味を強調した帯を指すと思ってください。

染めたようなタッチで抽象的な模様が描かれ、その中に鳥のシルエットがハッキリ見えて、とてもユニークな袋帯といえるでしょう。

DSC_0001torinogaranofukuroobi.JPGお太鼓にすると、このような感じで映し出されます。

ベースの白に近い灰色にグレーで模様を織っていて、鳥が振り向いた先だけに、かすかにエンジの色が塗られたように描かれたモダンな帯です。

無地感の小紋や紬に合わせると、この帯の柄が生かされ、味わいのある装いになるのではないかな~

それに来年は酉年でもあり、より一層おしゃれ感を発揮することができる「しゃれ袋」だと思ったもので、ここに紹介してみました。

参考にされてみてください。

ところで、12月の初めに当店の恒例行事となっている、お客様との顔見世ツアーを企画しております。

DSC_0003heitei26nennnokaomise.JPG今年は新しいメンバーも加わり7人で今日に向かう予定でいますが、会場となる京都南座が全面改装で、今年は先斗町歌舞練場での開催となりました。

会場が南座より狭いことから、これまで2部に別れていたものが3部に別れましてね~

私たちは3部のチケットを手配したたのですが、二日間の京都滞在で埋まっていない白紙の時間帯がありまして、そこをどのように調整すればいいかで悩んでいるところです。

お客様はこの京都ツアーを楽しみにしているだけに責任が重いんですね~

本当に時間というものは、私のペースに合わせてくれないことを実感しているこの頃です。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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