黒猫の後ろ姿に癒される「絞り染めの帯」・そして「楽しいことを探そう・・・」

   今日は本降りの雨が降り止まない一日で出歩くことを控えたくなる日ではなかったでしょうか。

東京があまりにも天気が良かったもので気候の違いを感じづにはいられません。

どんよりとした鉛色に空に心も重たくなるものがありますが、ある意味で粘り強さが育つもので「今からこれから」と思える自分がいるから不思議です。

そのような中で猫展が始まりました。

お客様も少なくて寂しい出足となってしまいお客様を寄せることの難しさを味わっていますが、2月という月を承知しておかなくてはいけないのかも・・・

DSC_0001nekonosiboriobi.JPGこちらの猫ちゃんは帯になるものですが、ふっくらした幸せそうな子猫に見えて可愛いでしょ・・・

絞り染めで作られたもので、その染め上がりの黒猫と足跡に心を豊かにしてくれるものがあります。

ここまでのおしゃれをされる方は少ないのかもしれませんが、爽やかな春の日差しの中で紬や小紋に合わせると心も弾むのではないでしょうか?

一般的なおしゃれの仕方とは一味違って、オンリーワンを身に着ける面白さがあるように思えるのですが・・・

ところで数件の仕入れ先が来ていましたが、活気のある話が聞けなくて時代の波に吞み込まれてしまっている気が致します。

私も例外ではありませんが、それでも夢見ることは誰もが持てることなので心の持ち方が問われるのではないでしょうか?

とは言っても簡単なことではありません。

心に栄養がないと損得勘定で物事を視てしまいますし、不安は自由な心を縛り付けてしまい流れる血を止めてしまうことにもなりかねません。

なので、単純なことから始めてみることもあっていいと思っています。

例えば美味しいものを食べたり、温泉に入ってみたり、何か夢中になれるこのに触れていくうちにリセットされるものがあるのではないでしょうか?

そこまで来れば占めたものです。

気付かずとも、小さなことで笑顔を取り戻せて目の前の世界が変わり始める気がするんですね~

その繰り返しが夢を育てる土壌を作る気がしてなりません。

現実は人を差別することなく厳しいものを突き付けて来るものです。

それは人と比較できるものではないだけに、素直に受け入れて、身の回りから楽しいことを探してみることに意味を持つのでしょう。

そのためにも、だらしない生活から決別したいものです。

一人になって自分に語り掛ける私でした。

それではこれにて・・・
お休みなさい。