水色の加賀染め浴衣を優しくコーディネート・それでもだめなら10.000本の矢を放て!

   今日は気持ちのいいお天気で青空にサンサンと太陽が輝き、その陽気に心も晴々。

朝から外回りをしていたのですが、店の戻ると、お喋り上手になった2歳児の孫の「美月」と生後一か月の「誠」が店に来ていて、平和なひと時に触れることができました。

3人の子供たちはそれぞれに我が家を離れて生活をしていますが、こうして店に寄ってくれると、穏やかな暮らしを知ることができて安心させられます。

これだけで充分なのに、各メディアから流れる景気が上向いているとの報道に心が掻き立てられます。

何故か私には実感が湧いてこないんですね~

業種によって違うのでしょうが、私の仕事が取り残されているとしたらこんな辛いことはありません。

辛抱強く上昇気流に乗れることを信じたいものですが、受け身であったは何も変えられない現実があるだけに悩み事も多くてね~

季節に合った品揃えをするだけでは事が動かないだけに、選ばれる店にするために何をどうしたらいいのかを真剣に考えなくてはならないのでしょう。

お客様の口コミも大切ですし、くまなく店の情報をお客様に届けることも怠ってはならないし、着物に対する魅力作りも忘れてはならないことですが、店の存在を知っていただくことも大きな課題になっていて、ネットの生かし方が問われていることも頭に置いておかねばなりません。

突き付けられている課題に気が休まりませんが、小さなことの積み重ねが事を動かすと信じているだけに、粘り強くこの地域に、そして着物愛好家に店の想いを詰めた矢を放つことかと思っています。

100本でだめなら1.000本、それでもだめなら10.000本。

気の遠くなる話ですが、近道がないことを言い聞かせている私です。

DSC_0010kagazomeyukatawoko-dhine-to.JPG今日は石川県で染められた「加賀染め浴衣」をコーディネートしてみました。

素材は綿絽の生地を使っていて、浴衣でありながら着物らしい表情をしているのが加賀染め浴衣の魅力の一つで、市場に少ないことも魅力かと思っております。

CSC_0012kagazomeyukatawoko-dhine-to.JPG水色地にピンクの色を挿した小紋柄に博多織の紗の浴衣を帯を合わせたものですが、品のある優しさを感じていただけるのではないでしょうか?

この品は加賀染め小紋を染めていらっしゃる染師・坂口幸市さんとその息子さんが手掛けたもので夏着物としても使えるものです。

流行に左右されないものがあり、お値段は税込み¥41.000するものですが、その価値は高いものだと思っております。

DSC_0017yukataniawaserukomono.JPGそしてその装いに、この籠とつまみ細工とビーズをあしらったかんざしを合わせてみました。

籠バッグは¥5.184で、かんざしは¥4.104の品となります。

趣の違った浴衣の装いも素敵かと思うところがありまして紹介してみました。

参考にさせてみてください。

それでは、今日はこれにて・・・

そして明日という日が素敵な日になることを願いつつ閉じることと致します。

お休みなさい。

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