おしゃれな着物コーディネート・「撫松庵のレース柄着物」を浴衣から訪問着までアレンジしてみました

  月を飛び越えて夏が来たみたいで、7月号の情報紙「あ・うん」作りに入ったのですが、急な暑さに集中力を失い、ネタ探しも一向に進まず、店の外に目をやれば、絶え間なく車が走っていても、減速をして店側にウインカーを出す車は見当たらず、無駄な一日を過ごしてしまった気がします。

心が満たされませんが、今日の投稿へと移りたいと思います。

これから暑さが増してくると着物も縁遠くなりがちですが、浴衣に関しては別物です。

店内は浴衣の館になっていると言っても言い過ぎでなく、嫁いできた娘たちはお客様の来店を待ちこがれています。

その中から、「これは何だ!」と思わせる撫松庵の単衣・夏着物というか、おしゃれな浴衣があるので、それを紹介してみましょう。

商品説明は後にして、まずはこの映像をご覧ください。

DSC_0010busilyouannnokimonoko-dhine-to.JPGレースの着物?

訪問着なの?

これが浴衣というのじゃないでしょうね~

誰もがそんな想いでご覧になられていらっしゃるのではないでしょうか?

私としても どのジャンルに当てはめてよいのかよく判りませんが、これまでの固定観念を取り払ったおしゃれな着物ではないかと思っています。

CSC_0013busilyoannnokimono.JPG撫松庵から出されている品で、ワンランク上の浴衣としても着れて、単衣のおしゃれ着にもなるものです。

着物の素材はご自宅でお洗濯ができるセオ・アルファというポリエステル地で、涼感のあるサラサラとした風合いを持ち合わせたものです。

それを、正絹の半巾帯でコーディネートしてみたのですが、都会的なセンスがありおしゃれでしょ・・・

この着姿を目にしたか方は、見たこともない装いに驚かれるのではないかな~

DSC_0008busilyouannnokimono.jpgそれはセンスもさることながら、着物柄がレースになって見えるからです。

それも訪問着柄のような構図で染められている点にも上質な面白さがあって、いろんな着こなし方ができるのではないでしょうか?

例えば袋帯を合わせれば高級感のある装いに変わるもので、パーティの席に出席することもできるのでは・・・

色合いも白地にジャパンブルーで見た目の涼しさもあり、今の季節に合うものだと思います。

他にも帯の合わせ方で着る目的に合った着こなし方ができる着物で、半巾帯から名古屋帯に変えて街着の装いに変えてみました。

DSC_0022busilyouannnokimonowoko-dhine-to.JPGそれが単衣の着物としての提案です。

青空が気持良かったこともあり、鳩の柄でコーディネートしてみました。

着物柄と帯との間に一息つける空間があり、鳩の柄が生かされて、とてもおしゃれな着こなしかと思っています。

盛夏の7・8月には、こちらの帯は素材的に締められない帯ですが、5・6月の単衣の着こなしであれば、充分楽しんでいただけることでしょう。

CSC_0019busilyoannnokimonowoko-dhine-to.JPGこちらの帯は紬地に鳩柄の輪郭を刺繍したもので、レース柄と共通項があって合わせてみたものです。

少しばかり無理があったかもしれませんが、参考にされてみて下さい。

さて、気になるのがレース柄のプレタ着物のお値段かと思います。

その価格は税込¥46.440というから驚きです。

着物の魅力からすれば信じられないお得感がありますが、貴女だったら浴衣として着たいですか?
それとも単衣の着物として着てみたいですか?

これまでにない面白さがあり、いろんなシーンに着こなしていただける着物だと思います。

このような感じで、浴衣シーズン期は新しい着こなし方を提案させていただいています。

なかなか受け入れていただけませんが、新しい着物層を掘り起こす意味でも私のチャレンジは続くことでしょう。

それではこれにて・・・

明日に願いを託して、今日を閉じることと致します。

お休みなさい。

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