蒸し暑い一日でした。店内には今年初めて冷房が入り真夏の様相でしたが、まだ5月なんですね~
そのこともあり、涼しさを伝えられないかと思って夏かんざしで遊んでみました。
その映像がこちらですが少しやり過ぎだったかな~
飲食店や和菓子の店に間違えられそうですが、水に浮かべた緑の葉にはてんとう虫が潜んでいて夏の風情をお伝えできたのではないでしょうか?
どうでもいいことなのに、心のどこかで夏の風情と共に仕事ができればと思うことがあったのでしょう。
このようにして日本の夏を演出してみると違う意味で心も豊かになるものですね・・・
ところで、注文を入れていた最後の一反が店に届きました。
これで2017年度の新作浴衣がすべて揃い、月が替わる6月に期待を寄せているところです。
そこで今日は最後の竺仙さんから届いた奥州小紋で浴衣の装いをお届けしたいと思います。
雪輪に萩の柄を博多織の羅織のような組み方をした単衣帯でコーディネートしてみました。
本来浴衣が持つ夏の風情がここにあるのではないかと思っていますが、年代幅も広く着物を熟知していらっしゃる方には魅力を感じていただけるのではないでしょうか?
市場にはカラフルな浴衣が溢れていて、このような品がきもの専門店が取り扱う品といえるのかもしれません。
人の目を引くものではないかもしれませんが、人を包み込む優しさがあり知性を感じるものがあります。
これが古典柄にこだわる竺仙さんが作る浴衣でしょう。
店内はこだわりの新作浴衣が所狭しと並び、明日から始める6月に勝負を掛けたいと思っているところです。
どれだけお客様を呼び寄せられるか次の一手が臨めれますが、できることなら浴衣で過ごす夏の風情をお伝えできればいいのですが・・・
そして今日は妻の月命日でした。
花屋さんに出向くと妻が好きだった向日葵の花が目に入ったので妻に贈りました。
どれだけ時間が過ぎてもお母さんの存在を忘れることはなく、いつもあれこれ呟いていますが、私のひとり言だと思って聞き流していてください。
貴女が心の中にいてくれるだけで安心できるから不思議です。
風呂上がりに飲み干すビールの味に満足げな表情をしている顔が思い出されますが、今日はそんな日にふさわしい暑さになりました。
これから蒸し暑い日が続くかと思うが、明日は京都出張の日です。
一部の仕入れ先では迎春物の干支物が発表されるみたいで進む時の速さを感じています。
気ぜわしさは昔と何も変わっていませんが、家族の頭数も増えて、日々穏やかに過ごすことができるのもお母さんのお蔭なのかも・・・
これからも遠くから私たち家族を見守っていてくださいね。 合掌
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






