海老蔵さんの妻である麻央さんが34歳の若さで返らぬ人となったことを知り淋しい気持ちにさせられました。
と言いますのも、私の妻も似た病気で闘病生活を送り命を失っているもので、当時のことを思い出すものがありましてね~
海老蔵さんやお子さんの気持ちを考えると居たたまれない気持ちになります。
ご冥福をお祈り申し上げます。
健康であることを健康な人は深く考えることがなく、仕事や人間関係のことでブーブーいっていますが、健康な体がどれだけ幸せなことであるかを自覚しなければなりません。
この世に命のあるもは、いつしか老いて命が絶える日が来ることを知りつつも、そうでない命の絶え方を知らされると健康であることの尊さを教えられます。
車に車検切れがあるように、私の体もいつまでも健康を約束されている訳ではありません。
健康切れの年代に入り健康診断の必要性を感じていますが、同時にストレスが病気を呼び寄せるものがあるだけに注意しなくてはなりません。
そのようなことを考えると、「幸せって何だろう・・・?」って、考えさせられてしまいます。
私自身、苦い経験をしたのに、忘れていたことを浮かび上がらせた出来事でもありました。
それでは今日の投稿です。
現在「ゆかた祭」の真っ最中ですが、市場がプレタ(仕立て上がり)ゆかたの方に勢いが増していて、あつらえるタイプのゆかたにご理解をいただけていない感じが致します。
そこで「おあつらえゆかた」の魅力に迫ってみたいと思います。
あつらえゆかたの良いところは、ご自身の体格に合わせてお仕立てを加えるもので、それ故に着付けが楽で着崩れがしにくく、着姿が美しいといえます。
加えて単品でゆかた地を選ぶので、トータルコーディネートに面白味があり、おしゃれを楽しめるところが最大の特徴かと考えています。
デメリットとしては、着られるまでの時間がかかり、着た感じのイメージが捉えにくい点や割高になる点が挙げられますが、その点を補うために着物専門店が存在しているのではないでしょうか?
当店ではご注文をいただき採寸を終えれば、当店の和裁士が一週間前後で仕立て上げ、心地よい着心地を提供することができます。
お選びいただく場合、反物でのお見立てをさせていただくこととなりますが、お客様のお顔映りを見ながら、適切なアドバイスとコーディネート術で、お望みのおしゃれ提案をさせていただくことができるものと考えています。
しかしながら量販店に並ぶプレタゆかたと比較して割高感であることは認めなくてはなりません。
それはゆかたそのものの素材や染め方、仕立て方法も異なるもので、市場の出すゆかたコンセプトがお手軽感を重視しているからです。
それは着物専門店が最も大切にしているおしゃれな着こなしと、着たときの心地よさを提供したいと考えるコンセプトとはズレルもので、「プレタゆかたに体を合わせる」か、「体にゆかたを合わせる」かの違いかと考えています。
そのような付加価値がお値段に表れているもので、お安いものをお高く販売している訳ではありません。
ここに、ゆかたらしいコーディネート画像を二組アップさせていただきました。
どちらもお仕立てを加えるゆかた地ですが、先の画像は可愛さを感じていただけるもので、蝶の模様は個性的な組み合わせで仕上げたものです。
どちらも私流の合わせ方で、おしゃれ感を感じていただけるコーディネートかと思います。
参考になれなばと思い紹介させていただきました。
この夏のひと時をゆかたで楽しみたいとお考えでしたら、ゆかた選びの選択肢の幅を広げてみて下さい。
私の店でよければ、そのお手伝いさせていただきますよ・・・
それではこれにて・・・
お休みなさい。