オーソドックスな紺地一色のゆかたコーディネートに哀愁が漂うものがあります

   月が替わった7月のスタートは、豪雨で外出を妨げるものがあったのではないでしょうか?

全国ニュースで北陸地方の豪雨が取り上げられていたようでしたが、午後には雨もしだいに収まり、見慣れた梅雨空へと落ちつきを取り戻したようです。

いともなら月初めは京都出張日なんですが、週末と重なったこともあり、今月は3日(月)に向かう予定でいるところです。

なので今日は、新しい月が訪れたことでもあり売り場の模様替えをすることに・・・

DSC_00087gatunouinndo--3.JPGその始まりは店の顔ともなるウィンドーから・・・

向って左側を夏着物をコーディネートし、右側は若い家族を浴衣で演出したものです。

そして店内の着物コーナーも気持ちを一新する意味で、ディスプレーを変えてみました。

ジメジメした天気でしたが、模様替えを終えると気分も晴れやかになるもので、気持を新たにして7月の浴衣商戦に臨みたいと思っているところです。

DSC_0005konnzinoyukatawoko-dhine-to.JPGこちらは紺地一色のオーソドックスなゆかた地で、そのゆかたを紗織の博多帯でコーディネートしたものです。

ゆかた帯にはメダカが泳いでいるもので合わせてみました。

夏の風情があって心が和むでしょ・・・

昨今はカラフルなゆかたが増えていますが、その一方でオーソドックスなゆかたが少なくなっているのではないでしょうか?

それだけに若い人たちには新鮮に見えるかもしれませんね・・・

年代層としては中高年向きの竺仙さんのゆかた地で、白っぽいゆかた帯を合わせると収まりがいいのでしょうが、このように、少し可愛いものでコーディネートされると若さが出ることでしょう。

単色の紺地ゆかたにクリーム地をベースに白ボカシが入った箇所にメダカが潜んでいて、忘れかけている夏の風物詩を伝える着こなし方かと思っております。

そしてメダカの色と鼻緒の色を合わせた桐下駄でコーディネートを整えたものです。

華やかなゆかたではありませんが、ご自身の体格に合わせてお仕立てをされたら、日本の夏を優しく迎えられるゆかたとしていつまでも着ていただけることでしょう。

参考にされてみてください。

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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