店内はエアコンが効いていて暑さを気にすることがありませんでしたが、外に出てみると外気はサウナ風呂にいるような暑さになっていて、驚かされるものがありました。
台風の影響があったのかもしれませんが、体力を消耗する一日ではなかったでしょうか?
店内の一角では今日から「和雑貨半額市」がスタートしました。
段取りが遅れてしまい今朝準備を終えたのですが、この暑さもあったのか、立て看板の効力はあまりありませんでした。
この半額市は8月27日(日)まで続けているので、店の前を通るようであれば一度覗いてみてください。
掘り出し物が見つかるかもしれませんよ・・・
一夜漬けのようにして組み込んだ「和雑貨半額市」で、販促物らしきものを用意しないままにスタートしましたが、どうにか店作りのレールに乗せることができました。
次は迫る秋をどのようにして進めていくかです。
特に10月の神無月展の中身のことを気にかけていまして、先月の涙市が終わると延々とそのことを考えていました。
そしていくつかの案が煮詰まってきているのですが、その中の一つに「結城紬」があるんですね~
紬が好きなこともあり、少し心が傾いていまして、手始めに茨城県結城市で織られている結城紬の産地に出向いて現場を見てみることにしました。
これも振って湧いた話に思えるかもしれませんが、とりあえず足を踏み入れて考えるのが私流。
先月の末には、8月7日(月)に結城市へ行くことを決めていて、今日、電車の切符を買ってまいりました。
なので、8月7日は日帰りで結城紬の産地に行ってまいります。
とにかく暇な時でも目的を持って仕事をしていないと気が済まない人間で、失敗を繰り返しても、懲りずに次のことを考えているから、自分でも不思議な男だと思っています。
そして、月初めに京都で見分けた新しい商品が入ってまいりました。
今日はその中から和のインテリアを紹介させていただきます。
これは麻素材に手描きで描かれたタペストリーになります。
作品名が「渡る」と付いていましたが、太い筆で描かれた線はいったい何なんでしょう~
その疑問に吸い付けられるあり、グリーンと生成の色の取り合わせを背景に一人のお坊さんに吊り橋。
不思議な感性が私の心に響くものがありまして用意したものです。
作り手に私の疑問を投げかけると、「種田山頭火」を思い出してくださいと言われました。
「種田山頭火」という人を知らない人には、何を言っているかが判らないでしょうが、人を惹きつけるタペストリーではないかと思っております。
サイズは幅60㎝×長さ150㎝の大きさのもので、販売価格は税込¥32.400の品です。
そしてこちらは「竹林」を手描きで描いた麻のれんになります。
素朴な味わいと静けさがあり、「日本の和」を感じさせられていますが、お若い人には理解しにくいものがあるかもしれませんね。
サイズは幅90㎝×長さ150㎝の大きさで、価格は税込¥29.160の品になります。
室内の模様替えに役立つ品となるといいのですが・・・
どうか参考にされてみて下さい。
今日は渋い商品を紹介することになりましたが、心は徐々に秋に向かっていて、一歩ずつこの目で確かめながら素敵なものを揃えることができればと考えているところです。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






