このブログを引っ越したこともありまして、記事を見てくださる方が引っ越し前に比べて減少していて、それに伴い問い合わせ件数も少なくなっている気がしてます。
ネットからの店作りが頼みの綱だったこともありまして、そのことを気にかけていますが、ネット戦略の対応能力が乏しくて、こうして毎日記事を書くことしかできません。
それでも県外の方から珍しい相談が入ってまいります。
10年近く前に紹介させていただいた車柄の振袖の画像を目にされた方からて、車柄の着物を探しているので紹介して欲しいとのメールが入ってまいりましてね~
オーダーメイドで作った品であることや、新たに染めた時の販売価格などを申し上げると、お客様のご予算を超えるものだったこともあり、後日、車柄の帯を紹介させていただくことになりましたが、他にも女児の一つ身に合わせる明るいヒワ色の長襦袢を染めて欲しいとの相談もあったりして、着物にこだわりを持たれている方が多くいらっしゃることに気づかされております。
そして、その度ごとに、どのようにして対応させていただいたらいいものなのかを一つ一つ積み上げていくわけですが、ここにも限界がありまして、力不足であることを感じずにはいられません。
ネットはまことに便利な販売ツールですが、どのようにして店と結びつけたらいいのか、そして出逢いを持つことができた方との距離をもっと近い距離にするためには何を変えたらいいのかを日夜考える私です。
こだわりを持つ方が多いことを感じているだけに、急がれる課題かと思っています。
とにかく、もの事が円滑に動かないために頭も体も疲れ切っていて、店に寄ってくれた孫と気分転換を図りたくて、近くの公園で二人だけの時間を過ごしてまいりました。

公園
私は芝生の上に大の字になって深く澄みきった空を見つめ、孫に一緒になって空を見ようと言っても、2歳児には聞き分けができる年でもなく、芝生に落ちた枯れ枝だを持って動き回っていました。
それでも空を見ながら、空にそして孫にブツブツ呟く時間は遠くで鳥も気にしていたのではないでしょうか?

孫の音羽
孫にスマホを向けると、すぐに近づいてくるもので、なかなか音羽の表情を撮らせてくれません。

孫の音羽
最も興味を示したのが公園の水飲み場。
じゃ口をひねり、空に舞い上がった水が音羽の顔近くに落ちてくると大喜び。
私がトイレに入ればついてきて、便器の横から覗くし、そこで見つけたアマガエルを私が手に取って音羽に近づけると表情は一転して泣きの構えに入るし、二人だけの時間は会話が通じ合わない穏やかなひと時でした。
それもつかの間で、店に戻れば現実が待っていて、今日も販促物を作るのに試行錯誤させられた一日でした。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







