昨日に引き続き青空が広がりとても温かな日となりました。
誰もが”春が来た”と思える気候になって、とても清々しい日を送ることができたのではないでしょうか。
春の店作りにもピントが合うようになり、やりたことが湧き上がるようになってきましたが、その前に、3月号の情報紙を作り終えたくて、パソコンを動かしていた時間の多い一日でした。
では今日の投稿です。
或るお客様から女児の一つ身に合わせる長襦袢を大人の長襦袢の生地からから染めて、長襦袢と被布コート作って欲しいと依頼されましてね~
先に長襦袢を納めさせていただいたのですが、被布コートが先日仕上がり、その出来栄えがとても良かったもので、お客様の承認を経て、ここに紹介させていただくこととしました。
そに被布コートがこちらです。
ヒワ色で染めさせていただいたのですが、とっても可愛いでしょう。
店の和裁士さんも、これまでに見たことのない、あか抜けした被服コートになったと話されていましたが、依頼を受けた側としても満足できるものになったのではないかと思っています。
被布飾りも既製品のものをあてがうのでは面白くないとのことで、ピンクとヒワ色の糸で誂えた品なんですよ・・・
すべてがオンリーワンで、世界に一つしかない被布コートになりました。
このような仕事も店ではできますので、気軽にご相談をいただけたらと思って紹介させていただいたものです。
どうか参考にされてみて下さい。
さて、先日の京都出張の折に、仕入れ先である染めの野口さんより、来る4月6日(金)・7日(土)の両日に野口さんの会社にて「花成(はんな)り会」といって、着物や帯の展示会を開催をされるとのことです。
会場が京都で花見の時期とも重なることもあり、参加させていただくことにしました。
ついてはブログを見ていらっしゃる方にご案内をさせていただきます。
この花成り会は、着物や帯のメーカー3社が集まって開かれるもので、染は野口さん、紬などの織物は加納さん、名古屋帯や袋帯の西陣織の帯は洛風林(らくふうりん)さんの品々で構成されるものです。
この3社はこだわりの物作りをしていらっしゃる会社で、着物雑誌でも紹介されておりますが、着物愛好家からしてみれば、とても贅沢な消費者向けの展示会といえるものです。
お楽しみ企画として6日(金)は、「日本茶のお話と茶歌舞伎」が開かれるそうです。
どのようなものかと申しますと、茶歌舞伎は聞香や利き酒のようにお茶の銘柄を当てる遊びで、江戸時代より始まったものと言われています。
今回は煎茶を中心に数種類のお茶をお楽しみいただけます。
お茶は平安時代に中国から薬として伝来したのち、日本に広まり、日本文化を代表する茶道へと高められ、今に伝えられてきました。
今回は元禄年間創業の宇治茶の老舗、丸久小山園さんの協力の下で茶歌舞伎が午後3時から約一時間半の予定で開かれるそうです。
そのことを一言付け加えさせていただきます。
私としては、関西方面にお住まいの方にご利用いただけたらと考えていますが、観光で京都に入られる方で着物に関心をお持ちであれば、またとない機会なので時間を割いてお越しいただけたらと考えております。
会場となる「花洛庵」は京都市中京区油小路通四条上る藤本町にあり、野口さんの会社の向いとなります。
四条烏丸の交差点から徒歩で7・8分の距離にある会場です。
無礼なご案内かと思わないではありませんが、新しい出会いを求めて、ここにご案内をさせていただくものです。
感心をお持ちでしたら、こちらからご案内状を送らせていただきますので、メールなどでお知らせください。
ところで、昨夜は家族で楽しい時間を過ごすことができました。
4月の始めには長男の家庭にも女の子が生まれる予定で孫が5人になります。
私の人生も折り返し地点をとっくに過ぎてしまいましたが、孫が増える度に元気でいなくてはならないと思います。
それにしても、孫の成長は見ていて楽しみなもので、人に愛される子に育って欲しいと願う、そんな時間でもありました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。