「藤柄の染帯」で魅力的な女性の着こなしを演出・そして生きることは諦めないことと等しい

藤の染帯で大人の魅力を演出

日に日に暖かさが増していますが、私の冬はまだ終わっていなくて、ようやくタイヤ交換を終えたところです。

だけど、まだ大雪の爪跡を残していて、私の視界から消えていないものがあります。

 

 

 

 

自宅の前の折れた電柱
自宅の前の折れた電柱

それは自宅の駐車場前の折れた電柱です。

 

除雪車が除雪する際に電柱と接触して折れたものらしく、応急処置として横に柱を立てて補強していますが、いっこうに工事に入る様子がありません。

 

強風が吹いても持ちこたえられるものであればいいのですが、毎朝、この青いビニールシートを見る度に対応の遅さに何を考えているのかと思っています。

 

二次災害が起きるとも限らない状況であるこは確かで、折れた電柱を撤去しない限り気が気でなく、私の冬は終ろうとはしません。

 

冬の忘れ物とはかけ離れていて、明日にでも電話で喝を入れたいと思っています。

 

不愉快な画像から記事を書くことになりましたが、この先は、うっとりした画像を基に、訪れる季節の先取りとも言える大人の着こなしを紹介してみます。

 

 

藤の模様でおしゃれを演出してみたのでご覧ください。

 

 

 

 

藤の染帯で大人の魅力を演出
藤の染帯で大人の魅力を演出

それがこちらのコーディネートです。

 

紫地の蒔き糊で染めた無地風小紋に、白茶系の地色に墨色の濃淡で染めた、藤の模様の染帯との組み合わせ。

大人の着こなしだとは思いませんか?

 

季節が限定されるのかもしれないが、それが返っておしゃれ感を際立たせていて、見るものの心を惹きつけるものがあります。

 

特に藤の模様を有色の色を使わずして柔らかく表現していて、静かなムードに仕上げている点が、とても気に入っております。

 

紬などに合わせても素敵でしょうね~

 

 

 

 

藤の模様の染帯で大人の魅力を演出
藤の模様の染帯で大人の魅力を演出

 

その優しいムードを壊さないように、帯〆には帯地の地色よりも濃度の濃いもので合わせ、帯揚げは少しばかり赤味が入った、角通しの江戸小紋柄でコーディネートさせていただきました。

 

語らずとも伝わる小粋さがあって、これこそが着物を熟知された着こなしかと思っております。

 

話は替わります。

 

店を訪れる仕入れ先から、私が存じ上げている県外の呉服店が廃業される話が届き、仲間としてガッカリさせられております。

 

呉服店さんの高齢化や後継者問題が廃業の背景にあるとはいえ、厳しい時代に呑み込まれてしまった現実があるんではないでしょうか?

 

同じ仲間として穏やかではありません。

 

言ってみれば戦友が倒れたということです。

これは全国でドミノ倒しのように起きていて、私たちの市場が小さくなっていることを物語っているのでしょう。

 

そのことを思うと、大切なことを守りつつも、新しいビジョンを創り出していかなくてならない変革の時代に入ったと言えます。

 

中でもネット販売の成長は無視できないものがあり、その中でネットを生かした新しい道をどのように見つけ出していくかが多きな鍵になっています。

 

頭で理解できているつもりでも、具体的に行動に移せない能力の乏しさがあって、重要なのは諦めないことだと思っています。

 

新しいことを試してみて結果が出ないときは、”努力が足りない”と考えられたら、見えてくる世界が180度変わるんではないでしょうか?

 

ここが別れ道だと自覚しなければなりません。

 

その人に合った考え方は無数にあり、何が正解なんて言えるものではありませんが、生きるということは諦めないことと等しいと私は考えています。

 

だからもっともっと頑張らないといけません。

空元気であったとしても、新しい道を探らなくてはなりません。

 

限りなく続く道に夢を持てる人間でありたいですね。

 

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。